前年比139円減からのスタート/春闘共闘の回答状況

(調査・解析部)

[労使]

全労連や純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会(代表幹事:坂内三夫・全労連議長)は13日、08年春闘の回答状況を発表した。13日17時までの段階で登録組合(814組合)のうち、139組合が第1次回答(JMIUは第2次)を引き出した。組合員一人あたりの平均賃上げ額は加重平均で5,855円、1.86%。前年同期に比べ額で10円増加したものの、率では0.08ポイントの減だった。単純平均は、前年同期比193円減(0.09ポイント減)の6,120円となっている。

また、パート・アルバイト等の賃上げ状況では、日本医労連や生協労連、JMIUなどが回答を引き出しており、13日時点で前年同期比13.5円増の38.0円(のべ28組合の回答の平均)となっている。