日本労働研究雑誌 2003年7月号(No.516)
提言
高失業率に対する危機感を
白石栄司(JIL研究主幹)
特集解題
構造的失業とその対策
『日本労働研究雑誌』編集委員会
論文
構造的失業とは何か
玄田有史(東京大学社会科学研究所助教授)
近藤絢子(東京大学大学院経済学研究科博士課程)
人的資本の蓄積と部門間移動仮説―若年層と高齢層への影響
坂田圭(立命館大学経済学部助教授)
フローデータから見た日本の失業―1980~2000
照山博司(京都大学経済研究所教授)
太田聰一(名古屋大学経済学部助教授)
日本の構造的失業対策
大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
EUの雇用戦略―構造的失業への取組み、そしてそれを超えて
濱口桂一郎(東京大学大学院法学政治学研究科附属比較法政国際センター客員教授)
失業・犯罪・年齢―時系列データによるマクロ分析
津島昌寛(龍谷大学社会学部講師)
リストラが失業者および現役従業員の精神健康に及ぼす影響
久田満(東京女子医科大学教授)
高橋美保(元信州大学付属病院)
書評
稲上毅著『企業グループ経営と出向転籍慣行』
永野仁(明治大学政治経済学部教授)
佐藤博樹・玄田有史編『成長と人材―伸びる企業の人材戦略』
三谷直紀(神戸大学大学院経済学研究科教授)
宮本謙介著『アジア開発最前線の労働市場』
末廣昭(東京大学社会科学研究所教授)
資料
労働文献目録
労働政策研究・研修機構