労働政策研究報告書No.105
結婚・出産・育児期の退職と再就職
―女性のキャリア形成と課題

平成 21 年 3月 25日

概要

人口減少化社会に入った日本において、労働力の確保は、産業・経済の活力を維持していく上でも、また社会保障制度の健全な運営を図る上でも、これまで以上に重要な課題となっています。そうしたなかで、出生率の向上が望まれていますが、それと同時に、これまで結婚や出産・育児等のために非労働力化していた女性の職業能力の活用に対する要請が社会の多方面で大きくなっています。

本報告書は、こうした状況下で、一旦、労働市場からリタイアした女性が再就職するための諸条件と問題を取り上げ、当機構のプロジェクト研究「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた社会システム・雇用環境の整備に関する調査研究」の一部としてまとめたものです。

全国の事業所を対象とするアンケート調査と個人へのヒアリング調査を実施し、子育て後の再就職の実態や女性と職業との関わり方、働くことについての意識などを把握・分析しました。本報告書は労働者の生涯を通じた長期的なワーク・ライフ・バランスの視点から分析を行うと同時に、子育て後の女性の再就職を女性の視点で捉え、その支援のあり方を検討したものといえます。

本文

研究期間

平成19年度~20年度

執筆担当者

奥津 眞里
労働政策研究・研修機構統括研究員
国吉 昌晴
中小企業家同友会全国協議会専務幹事

入手方法等

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