労働政策研究報告書No.28
新規学卒採用の現状と将来
―高卒採用は回復するか―
- 記者発表「若年者の採用・雇用管理の現状に関する調査(企業調査)」結果報告」(PDF:85KB)(平成17年5月19日)
概要
企業本社の人事、労務担当者を対象にアンケート調査、ヒアリング調査を実施し、企業の高卒採用の実態を把握するとともに、将来的にどのような企業が高卒採用を増加・復活させる可能性があるのかを分析しました。
調査・分析の結果、(1)二十歳前から自社内で育成を始め、将来的に企業に固有の技術や業務の担い手となってくれることを高卒者に期待している企業では、現在も新規高卒採用を積極的に行っていること、(2)高卒労働市場は縮小傾向にあるが、高卒採用を将来にわたって継続しようという意向をもつ企業も少なからず存在すること、(3)高卒者の能力がより向上したり、高卒者の活用に対する企業の理解度が高まったりすれば、企業が高卒者の新規採用を増加させる可能性があること、などがわかりました。
本文
- 労働政策研究報告書No.28 サマリー(PDF:511KB)
- 労働政策研究報告書No.28 全文(PDF:1.7MB)
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研究期間
平成 16年 4月 ~ 平成 17年 3月
執筆担当者
- 佐藤 博樹
- 労働政策研究・研修機構 特別研究員 東京大学社会科学研究所 教授
- 原 ひろみ
- 労働政策研究・研修機構 研究員
- 佐野 嘉秀
- 東京大学社会科学研究所 客員助教授
- 上西 充子
- 法政大学キャリアデザイン学部 助教授
- 堀田 聰子
- 東京大学社会科学研究所 助手
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