ディスカッションペーパー 07-06
人的資源管理の国際比較に向けて
―中国を中心として―

平成19年12月5日

概要

本稿は、グローバル化が進展する中で、企業における国際人的資源管理の研究課題を検討するために必要な基礎的情報を収集・整理することをねらいとしています。

わが国企業が海外進出を開始してから既に久しいですが、近年、本格的な多国籍化に向かう時、「現地化の推進」などの対応策が必要と言われ続けてきました。環境条件が刻々と変わるなら、企業における国際人的資源管理の仕組み、問題点と対応策も変わるはずですが、現状ではそうなっていません。ローカルでのもっとも優秀な人材を採用できなくとも、いわば「次点」の人材を確保することが可能であったこと、そして、日本本社がグローバルに展開する各国企業を、全体として統合するということをやや等閑視しがちであったことによるものです。しかしながら、特に中国を念頭におく限り、経営戦略の変更が従来の方法との齟齬を生じ始めています。そうした現状を捉えるための枠組みについて検討しました。

本文

執筆担当者

中村 良二
副主任研究員

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※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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