開催報告:第8回国際シンポジウム
ドイツの労働市場改革
―正と負の実像、将来への展望―
(2006年3月15日)
2006年3月15日、労働政策研究・研修機構(JILPT)国際研究部は国際シンポジウム「ドイツの労働市場改革−正と負の実像、将来への展望−」を開催した。
シンポジウムは、以下のプログラムに沿って進められた。
プログラム
- 13:30-13:35
- 開会あいさつ
- 13:35-14:05
- 報告「労働市場改革:評価と今後の課題(PDF:31KB)」
ペーター・ユーリッヒャー (ドイツ連邦労働社会省国際雇用・労働政策部長) - 14:05-15:05
- 報告「労働市場政策の問題点と望ましいあり方」
パートⅠ:(PDF:14KB)
ヨハネス・ヤコブ (ドイツ労働総同盟労働市場・国際社会政策部長)
パートⅡ:(PDF:21KB)
ユルゲン・ヴトゥケ (ドイツ使用者団体連盟労働市場政策部長) - 15:05-15:20
- 休憩
- 15:20-15:40
- 報告へのコメント
根本到 (神戸大学助教授) - 15:40-17:00
- パネルセッション
「ドイツの労働市場改革」
モデレータ- 根本到 (神戸大学助教授)
- ペーター・ユーリッヒャー (ドイツ連邦労働社会省国際雇用・労働政策部長)
- ヨハネス・ヤコブ (ドイツ労働総同盟労働市場・国際社会政策部長)
- ユルゲン・ヴトゥケ (ドイツ使用者団体連盟労働市場政策部長)
- 17:00-17:30
- 質疑応答
講師略歴
ペーター・ユーリッヒャー
(ドイツ連邦労働社会省国際雇用・労働政策部長)
ケルン大学で法学を専攻。1987年、ノルトライン・ヴェストファーレン州の法律顧問となる。その後、在メキシコ・ドイツ商工会議所の顧問を経て、1991年にドイツ連邦労働省に入省。職業教育政策、国際雇用政策部門などを経て、2000年より現職。
ヨハネス・ヤコブ
(ドイツ労働総同盟労働市場・国際社会政策部長)
ミュンスター大学で社会労働学を専攻。DGBの郡支部で若年者教育訓練問題を担当した後、1987~95年まで、DGBの郡支部長を務め、地方行政の審議会や社会保険の管理委員会などの委員を歴任。95年からDGB本部で現職。
ユルゲン・ヴトゥケ
(ドイツ使用者団体連盟労働市場政策部長)
サービス・生産性競争原理を研究し学位取得。1999年にBDAに入り、労働市場、労働法の各部門、会長・事務局長室長などを経て、03年より現職。