開催案内:第4回国際シンポジウム
欧州雇用戦略からなにを学ぶか ―わが国の政策への示唆―
(2004年10月8日)

欧州では1990年代にOECD(経済協力開発機構)とEU(欧州連合)が雇用戦略を提起し、雇用失業問題の総合的な分析とそれに基づく政策を打ち出しました。欧州各国ではそれらの雇用戦略を受けて、積極的な雇用政策を展開してきています。わが国でも1998年以降、失業率の急上昇、若年失業者や長期失業者の急増など欧州と共通の問題に直面し、雇用政策の重要性が増してきています。本シンポジウムでは、欧州から研究者の方々をお招きし、欧州先進国の労働市場と雇用政策の動向、さらにはそれへの評価について、多様な側面からお話を伺うことにより、今後の日本における雇用戦略のあり方を考える上での示唆を得たいと考えております。

お申込は終了させていただきました


  • 日時:2004年10月8日(金)13:30-17:00
  • 場所:東京都千代田区霞ヶ関 1丁目4番地2号 大同生命霞ヶ関ビル6階 >>
  • 主催:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
  • 通訳:日英同時通訳
  • 参加費:無料
  • お問い合わせ先:国際研究部(横田・町田)

プログラム

13:30-13:40
開会あいさつ
13:40-14:10
<第1部:報告>
報告1 「欧州労働市場政策の現状と展望」
べルナール・ガジェ氏(フランス・パリ第一大学教授)
14:10-14:40
報告2 「欧州新興勢力の動向」
ぺーター・アウアー氏(ILO雇用戦略部門雇用研究チーフ)
14:40-15:10
報告3 「欧州におけるジェンダー/ 『ワーク・ライフ・バランス』の取り組み」
ドミニク・アンクソ氏(スウェーデン・イエテボリ大学教授)
15:10-15:30
ブレイク
15:30-15:50
<第2部:コメント及びパネルディスカッション>
報告へのコメント
鈴木 宏昌氏(早稲田大学商学部教授)
諏訪 康雄氏(法政大学社会学部教授)
15:50-17:00
パネルディスカッション
17:00
閉会あいさつ