開催案内:第2回国際シンポジウム
欧米の在宅ワークの実態から何を学ぶか
(2004年3月5日)
近年、日本においては、パソコン、インターネット等の広範な普及を背景に、雇用関係にない事務作業を中心とした在宅形態での働き方(いわゆる「在宅ワーク」)が広がっています。雇用関係下にない在宅形態に係る保護法制については、家内労働法がありますが、製造業における物品の加工を念頭においた法律であるため、近年広がっている在宅ワークに十分適用できていないとの指摘もあります。
今回のシンポジウムでは、欧米諸国の専門家を招き、在宅ワーカーに対する保護法制、対策等に関する情報を収集し、意見交換を行うことにより、日本における在宅ワーカーに対する保護法制、対策等に役立てればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。
お申込は終了させていただきました
- 日時:2004年3月5日(金)13:30~18:00
- 場所:東京都千代田区霞ヶ関 1丁目4番地2号 大同生命霞ヶ関ビル6階 >>
- コーディネーター:諏訪康雄(法政大学社会学部教授)
- パネリスト:
- アメリカ:リンダ・エドワード(ニューヨーク市立大学大学院教授)
- イギリス:アニー・フィザクレア(ワーウィック大学教授)
- ドイツ:ヴェルナー・ドスタル(労働市場職業研究所(IAB)首席研究員)
- 通訳:日英同時通訳
- 参加費:無料
- お問い合わせ先:国際研究部
プログラム
- 13:30-13:40
- 開会のあいさつ
- 13:40-13:55
- 在宅ワークに関する調査結果概要説明(JILPT)
- 14:00-14:15
- 日本の在宅ワークの現状に関する説明(諏訪氏)
- 14:20-16:00
- 各国からの報告(アメリカ、イギリス、ドイツ)
- 16:20-18:00
- パネルディスカッションと質疑応答