開催報告:第59回労働政策フォーラム
震災から1年、被災地域の復興と労働政策を考える
(2012年3月19日)

大震災から1年を迎えた被災地において、復興を通じて街や産業が被災前よりも活性化し、働く人が安心できる雇用を生み出すには、何が必要なのか。被災地の雇用情勢を明らかにするとともに、これからの復興の取り組みがどうあるべきかについて、労働行政、地方行政、研究者の視点から報告・議論がなされた。
<基調報告>
被災地域の現状と雇用政策
- 藤澤勝博
- 厚生労働省職業安定局雇用政策課長
<研究報告(1)>
被災地域の復旧・復興過程における産業・雇用政策
- 伊藤 実
- 労働政策研究・研修機構特任研究員
<研究報告(2)>
被災地域の復興と新しい雇用創造~水産加工業を中心とした雇用創造~
- 山本恭逸
- 青森公立大学経営経済学部教授
<事例報告>
岩手県の復興に向けた雇用対策の取り組み―取り組みからみえてきたもの―
- 津軽石昭彦
- 岩手県商工労働観光部雇用対策・労働室特命参事兼雇用対策課長
<パネルディスカッション>
コーディネーター
- 樋口美雄
- 慶應義塾大学商学部教授