日本労働研究雑誌 2000年7月号(No.480)

提言

日本の所得格差測定上の問題点

溝口敏行(広島経済大学経済学部教授)

論文

90年代の所得格差

大竹文雄(大阪大学助教授)

所得と資産の不平等─年金資産不平等度貢献度の時系列変化

八木匡(同志社大学教授)

所得調査の特徴とジニ係数

梅溪健児(経済企画庁国民生活調査課長)

国際比較からみた日本の所得格差

太田清(経済企画庁総合計画局計画官)

日本の所得格差は拡大しているか─疑問への答えと新しい視点

橘木俊詔(京都大学教授)

書評

リン・リーン・リム編著『セックス「産業」─東南アジアにおける売春婦の背景』

渋谷知美(日本学術振興会特別研究員)

八代尚宏著『雇用改革の時代』

野川忍(東京学芸大学教育学部教授)

読書ノート

リクルートワークス研究所編『人材市場データブック2000』

下田健人(麗澤大学助教授)