日本労働研究雑誌 1997年7月号(No.446)

提言

労働市場の規制緩和の方向

神代和欣（横浜国立大学経済学部教授）

1997年労使関係研究会議報告

第1セッション

規制緩和の経済効果―金融・土地等の規制緩和を中心に

岩田規久男（上智大学教授）

内外価格差是正の雇用効果

河井啓希（慶應義塾大学専任講師）

●討議概要

第2セッション

解雇制限法―判例・学説の変化と国際比較

小宮文人（北海学園大学教授）

職業紹介事業・労働者派遣事業の規制緩和

馬渡淳一郎（神戸学院大学教授）

●討議概要

第3セッション

女子保護規定と男女雇用機会均等法

三谷直紀（神戸大学教授）

企業年金・退職金と税制および受給権保護等

木村陽子（奈良女子大学助教授）

●討議概要

論壇

雇用政策見直しの視点―職業紹介政策を中心に

高梨昌（日本労働研究機構会長）

書評

R．アンディほか著『労働組合を制御する』

小笠原浩一（埼玉大学経済学部助教授）

松崎義編『中国の電子・鉄鋼産業』

張紀潯（城西大学経済学部助教授）

渡辺章編集代表『労働基準法[昭和22年]（1）]

浜田冨士郎（神戸大学法学部教授）

中村圭介著『日本の職場と生産システム』

小林甫（北海道大学高等教育機能開発総合センター生涯学習計画研究部教授）

労働調査ノート

転職をめぐる条件整備

中村良二（日本労働研究機構副主任研究員）

資料

労働文献目録

日本労働研究機構