講師プロフィール 第122回労働政策フォーラム(2022年9月12日)オンライン開催
働く人のキャリア支援を考える─これからのキャリアコンサルティングはどうあるべきか

講演者(登壇順)

國分 一行(こくぶん・かずゆき) 厚生労働省 人材開発統括官キャリア形成支援室長

1993年4月労働省(当時)入省(心理職)。2021年7月から現職(キャリアコンサルティングやジョブ・カード制度などの企画立案・制度運用を担当)。キャリア形成支援に関しては2006年4月~2008年3月にも担当。これまで厚生労働省で、ハローワークサービスの推進、職業訓練受講者の支援、若年者・新規学卒者の就職支援等の業務を経験。その他、在韓国日本大使館、秋田労働局、広島労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構でも勤務。

下村 英雄(しもむら・ひでお) 労働政策研究・研修機構 副統括研究員

筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。キャリアコンサルティングおよびキャリアガイダンス政策、キャリア支援論等をテーマに研究を行う。主な研究成果は、『先進各国のキャリア関連資格及びキャリア支援のオンライン化に関する研究』(資料シリーズNo.250,2022年)、『就業者のライフキャリア意識調査─仕事、学習、生活に対する意識』(調査シリーズNo.208,2021年)、『ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング─企業領域におけるキャリア・プランニングツールとしての機能を中心として─』(資料シリーズNo.226,2020年)、『職業訓練及びキャリアコンサルティングの統計的手法による効果検証』(労働政策レポートNo.12,2019年)など。国家資格キャリアコンサルタント。1級キャリアコンサルティング技能士。

田口 愛味子(たぐち・えみこ) TIS株式会社 人事本部人事部/人材戦略部主査

TIS株式会社入社、SE経験後、人事部に異動し育成企画を担当。3社合併後の教育体系構築、タレントマネジメント、キャリア形成支援を推進。人材戦略~人材育成~キャリア形成支援を一気通貫して手掛ける。キャリアコンサルティング1級技能士、キャリアカウンセリング協会認定スーパーバイザー、一般社団法人東京都中小企業診断士協会 中央支部執行委員。キャリア支援や中小企業診断士で兼業しパラレルキャリアを実践。

小山 健太(こやま・けんた) 東京経済大学 コミュニケーション学部 准教授
一般社団法人グローバルタレントデベロップメント協議会 代表理事

博士(慶應義塾大学)。専門は組織心理学、キャリア心理学、異文化マネジメント。慶応大学と上智大学大学院でも非常勤講師、早稲田大学で招聘研究員。国家検定キャリアコンサルティング2級技能士、国家資格キャリアコンサルタント。政府事業への参画実績も多く、2021年度は厚生労働省「外国人の能力開発に関するキャリアコンサルタント向け専門研修」検討委員会座長を務めた。「海外出身人材も活躍できる組織」が広がることを目指し、2021年にグローバルタレントデベロップメント協議会(AITD)を設立して企業・キャリアコンサルタント・大学の三者コミュニティを運営。

大泉 多美子(おおいずみ・たみこ) 
国家資格キャリアコンサルタント、公認心理師、臨床心理士

和歌山大学教育学部卒業。1989年から2007年まで東京労働局及び都内ハローワークで職員として勤務。2007年から2009年までハローワークプラザやまがたで非常勤職員として勤務。2011年3月山形大学大学院地域教育文化研究科心理学専攻修了。修士(臨床心理学)。2012年臨床心理士登録。2016年国家資格キャリアコンサルタント登録。2019年公認心理師登録。現在はフリーランスのキャリアコンサルタント及び臨床心理士として、新卒応援ハローワーク、ジョブカフェ、サポートステーション、大学、高等学校などでカウンセラー及びセミナー講師として活動している。

キャリアコンサルティング協議会マンスリーコラム「私のプランド・ハップンスタンス」新しいウィンドウ2022年6月掲載

古田 克利(ふるた・かつとし) 立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科 准教授

1997年大学卒業後、富士通株式会社に入社。その後、パナソニックシステムデザイン株式会社にて、システムエンジニア、経営企画課長、人事課長。関西外国語大学英語キャリア学部准教授等を経て現職。博士(技術・革新的経営)。日本キャリア・カウンセリング学会副会長、経営行動科学学会理事、同志社大学STEM人材研究センター研究員等を兼任。著書に『キャリア・カウンセリング エッセンシャルズ 400』(編著、金剛出版)『キャリアデザイン入門』(単著、ナカニシヤ出版)、『IT技術者の能力限界の研究─ケイパビリティ・ビリーフの観点から』(単著、日本評論社)等がある。