開催報告 第93回労働政策フォーラム(2017年10月3日)
子育て世帯の働き方を考える─行政、企業、家庭をつなぐ─

写真:会場の様子

少子化の進展に伴い、子育て世帯に対する社会的な支援は着実に進んでいます。その一方で、子育て中の共働き世帯や一人親世帯からは、ゆとりや豊かさを実感できないとの声もあがっています。JILPTが2017年10月3日に開催したフォーラムでは、子育て世帯が直面している様々な課題を取り上げ、子育て中の男女が活躍できる働き方やその支援のあり方などについて議論しました。ここでは登壇者の報告の概要を紹介します。

基調講演

共働き社会の課題

筒井 淳也
立命館大学産業社会学部教授

研究報告

母親の非典型時間帯労働と子どもへの影響

大石 亜希子
千葉大学大学院社会科学研究院教授

労働時間の柔軟性とその便益

周 燕飛
労働政策研究・研修機構主任研究員

事例報告

ライフ・ワーク・バランスの実現に向けた東京都の施策

平野 茂
東京都産業労働局雇用就業部労働環境施策担当課長

ライフネット生命の働く子育て世代への取り組み

関根 和子
ライフネット生命保険株式会社コーポレート本部人事総務部オペレーションマネージャー

テクノロジーの力を使って働き方を変えていく

松林 大輔
一般社団法人at Will Work 代表理事
株式会社ストリートスマート代表取締役

コメント

宮本 みち子
放送大学副学長