講師プロフィール 第126回労働政策フォーラム(2023年3月15日-20日)オンライン開催
労働と健康─職場環境の改善と労働者の健康確保を考える─

講演者(登壇順)

高見 具広(たかみ・ともひろ) 労働政策研究・研修機構 主任研究員

2013年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2013年JILPT入職。社会学専攻。現在の研究関心は、労働者の生活と健康、リモートワーク等の柔軟な働き方、過重労働問題など。最近の主な研究成果として、「メンタルヘルスに関わる業務負荷」労働政策研究報告書No.217 第5章(2022年)、「コロナ禍の在宅勤務による生活時間の変化―「新しい日常生活」」樋口美雄/労働政策研究・研修機構[編]『コロナ禍における個人と企業の変容―働き方・生活・格差と支援策―』(慶應義塾大学出版会 2021年)第7章(山本雄三氏との共著)、'Remote Work and Job Satisfaction that Depends on Personality Traits: Evidence from Japan (PDF:482KB),' Japan Labor Issues Vol.6, No.37.(2022年)がある。

大野 香織(おおの・かおり) 
東日本電信電話株式会社 総務人事部 サステナビリティ推進担当部長

1998年日本電信電話(株)へ入社後、自治体や大学等へのソリューション営業に従事。2004年に持株会社の経営企画部門に出向し、NTTグループ会社のマネジメント業務に携わる。東日本電信電話(株)に復帰後、神奈川支店においてフレッツ光の販売を中心としたマス市場向けの営業戦略立案に従事、その間に男児2人を出産。育児休暇を経て、現在はNTT東日本グループ全体の働き方改革及び女性活躍推進に取り組み、社外講演等も実施している。

佐藤 光弘(さとう・みつひろ) 
株式会社富士通ゼネラル 健康経営推進部長(兼)人事統括部主席部長
一般社団法人 社会的健康戦略研究所 理事

1984年富士通(株)入社、2016年(株)富士通ゼネラルの健康経営推進室長として、社長の想いと共に、健康経営を推進していく。健康でいきいきした職場に向け、産業保健スタッフ増強、心理的安全性のある職場を目指し、ウォーキングイベントや社員慰安行事(園遊会)等、社員のコミュニケーションの場として次々と開催。また、大学・市民とも連携し、ワークショプを開催する等、社員だけでなく地域の方々にも目を向け、健康経営の活動を続ける。

山本 晴義(やまもと・はるよし) 横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長

横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長、神奈川産業保健総合支援センター相談員、埼玉学園大学客員教授。専門は、心身医学、産業医学、健康教育学。1972年東北大学医学部卒業、1991年横浜労災病院心療内科部長、1998年より現職。社会医学系専門医制度専門医・指導医、日本医師会認定産業医、日本心身医学会認定専門医・指導医、日本内科学会認定医、日本精神神経学会認定専門医、社会医学系専門医・指導医、日本温泉気候物理医学会認定温泉療法医など、2018年緑十字賞受賞。

高橋 正也(たかはし・まさや) 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター長

1990年東京学芸大学教育学部卒業。同年労働省産業医学総合研究所入所。2000年医学博士号(群馬大学)。同年ハーバード大学医学部睡眠医学科留学。2014年労働安全衛生総合研究所・過労死等調査研究センター長代理。2019年より現職。2021年同・社会労働衛生研究グループ部長併任。専門は産業睡眠医学。