講師プロフィール 第103回労働政策フォーラム(2019年6月28日)
治療と仕事の両立支援

講演者(登壇順)

木谷 宏(きたに・ひろし) 県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授

1985年食品企業入社。営業職を経てジョージ・ワシントン大学大学院留学(M.B.A.)。米国ベンチャー社長、本社人事部次長、経営企画部長等を歴任。2008年 学習院大学経済学部特別客員教授、2010年 麗澤大学経済学部教授、2016年4月より現職。経営学博士。専門は人事管理論、ダイバーシティ・マネジメント。厚生労働省「治療と職業生活の両立支援事業実施委員会」座長として「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」の取りまとめを行った。東京都「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰選定委員会」委員長(2015-2017年)。著書に『「人事管理論」再考 多様な人材が求める社会的報酬とは』(生産性出版、2016年)など。

奥田 栄二(おくだ・えいじ) 労働政策研究・研修機構 調査部主任調査員

担当した主な報告書に、『病気の治療と仕事の両立に関する実態調査(WEB患者調査)』(調査シリーズNo.180)、『病気の治療と仕事の両立に関する実態調査(企業調査)』(調査シリーズNo.181)など。主な著作に、「雇用終了の際の手続き──『従業員の採用と退職に関する実態調査』から(PDF:797KB)『日本労働研究雑誌』No.647(共著)などがある。

西川 大輔(にしかわ・だいすけ) 伊藤忠商事株式会社 人事・総務部企画統轄室 室長

1994年上智大学経済学部卒業後、伊藤忠商事入社、人事部に配属。1997年12月から研修生として約2年間 香港に派遣されアジア全域を担当。帰国後、海外関連の人事制度企画・組合対応・駐在員サポート関連業務の責任者を経て、2002年より、3年間中近東ブロックの人事部長としてドバイ駐在。中近東と北アフリカの駐在員・現地社員の人事政策全般を担当。2005年12月よりロンドンに移り、欧州・アフリカ全域の人事責任者として、同地域の人材戦略の構築・推進を担当し、全世界で推進したグローバル人材戦略推進の一端を担う。2010年5月より、採用・多様化・人材育成関連を担当した後、2年間の営業カンパニーでの人事責任者を経て、2016年4月より現職。

岡田 晃(おかだ・あきら)
 ハローワーク飯田橋 専門援助第一部門 就職ナビゲーター(長期療養担当)

2013年飯田橋公共職業安定所に入職。長期療養就職支援モデル事業が立ち上がった同年から現在まで、主にがん患者の再就職支援に携わる。日々携わっている相談業務のほか、企業や医療者向けのセミナーで、事業の広報や認知拡大のための講演も行っている。業務に関連する資格としては、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、国家資格キャリアコンサルタントを取得している。

齋藤 朋子(さいとう・ともこ) 株式会社松下産業 ヒューマンリソースセンター センター長

共立女子大学卒業後、1991年4月住友商事株式会社へ入社。人事、総務、役員秘書を経験。1995年営業部門へ異動、自動車部品の国内流通業務に携わる。その後、数社の経験を経て、2007年株式会社松下産業総務部へ入社。2013年ヒューマンリソースセンターの立ち上げに関わる。2015年より同センター長。特定社会保険労務士、国家資格キャリアコンサルタント、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会2級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士資格試験合格。国立研究開発法人国立がん研究センター「がんと共に働く」プロジェクトアドバイザリーボードメンバー、東京労働局主催「病気の治療と仕事の両立支援セミナー」にて講演、労災疾病臨床研究事業「パネル会議」オブザーバー、一般社団法人日本産業カウンセリング学会「第23回(国際)大会」ラウンドテーブルパネリストほか。