開催報告 第87回労働政策フォーラム(2016年10月12日)
介護離職ゼロをめざして─仕事と介護の両立─

介護が原因で多くの労働者が仕事意欲を低下させたり離職したりすれば、企業はもとより社会にとっても大きな損失になりかねない。そのため企業は、労働者の仕事と介護の両立を支援する必要があり、その一方で介護の課題に直面した労働者も、仕事と介護を両立し就業を継続することが求められている。フォーラムでは、企業の人事担当者や研究者などが、それぞれの立場から介護離職の問題について議論した。
基調講演
増大する介護世代を企業としてどう支援すべきか
- 佐藤 博樹
- 中央大学大学院戦略経営研究科教授
研究報告
長期在宅介護に対応した両立支援
- 池田 心豪
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
報告
育児・介護休業法の改正について
- 源河 真規子
- 厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課長
事例報告①
花王における仕事と家族の両立支援
- 座間 美都子
- 花王株式会社人財開発部門D&I推進部長
事例報告②
社会と社員から選ばれる会社になる為に
- 高橋 真弓
- ホシザキ東北株式会社管理部総務課係長
事例報告③
仕事と遠距離介護を両立する
- 太田 差惠子
- NPO法人パオッコ理事長
パネルディスカッション「介護離職ゼロをめざして」
パネリスト
- 源河 真規子
- 厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課長
- 座間 美都子
- 花王株式会社人財開発部門D&I推進部長
- 高橋 真弓
- ホシザキ東北株式会社管理部総務課係長
- 太田 差惠子
- NPO法人パオッコ理事長
- 池田 心豪
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
コーディネーター
- 佐藤 博樹
- 中央大学大学院戦略経営研究科教授