講師プロフィール 第130回労働政策フォーラム(2024年2月27日)会場開催+オンライン開催
ガイダンスツールを活用した就職相談とキャリア支援─相談支援現場からの実践報告─

講演者(登壇順)

深町 珠由(ふかまち・たまゆ) 労働政策研究・研修機構 主任研究員

2004年より現在まで労働政策研究・研修機構(JILPT)にて、若者へのキャリア支援や、職業適性評価ツールの開発、就職支援現場での活用に関する研究を担当。近年では、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の職業適性テスト(Gテスト)の研究開発を主導。厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)の妥当性検証等の業務に従事。機構での研究成果としては、『Web提供型の簡易版職業適性評価ツール:Gテストの検査拡充に係るプロトタイプ開発報告』(資料シリーズNo.264、2023年)、『Web提供型の簡易版職業適性評価ツール:簡易版Gテスト(仮称)のプロトタイプ開発に係る報告』(資料シリーズNo.244、2021年)。関連成果として、『職業情報サイトでの検索に資する職業能力検査開発の試み─厚生労働省編一般職業適性検査のWeb簡易版開発へ向けて─』(共著/日本テスト学会誌・2022年度日本テスト学会論文賞受賞)がある。

原田 千絵(はらだ・ちえ) 公益財団法人 愛知県労働協会 事業課 職業適性相談グループ 主任

大学卒業後、メーカーで約20年にわたり主に人事採用担当として新卒・中途およびパート採用等における採用業務全般を担当。会社を退職後、フリーランス等を経て2021年より公益財団法人愛知県労働協会に入職。これまでの経験を活かし、適性検査を活用したキャリア相談業務に従事している。その他、大学等において検査結果の説明および職業講話の実施や、セミナー講師等も担当。国家資格キャリアコンサルタント。2級キャリアコンサルティング技能士。

奥村 英生(おくむら・ひでき) 
厚生労働省北海道労働局 北見公共職業安定所(ハローワーク北見)所長

1982年4月労働省(当時)入省。職業安定行政に奉職し、以降北海道内のハローワークや北海道労働局など17か所で勤務。キャリア形成支援に関しては2007年から4年間、ジョブカード制度や基金訓練制度(当時)による求職者支援に従事。他に若年者・新規学校卒業者業務、子育て両立支援業務など職業相談全般に従事。2017年以降はマネジメント業務の傍ら後進の育成業務にも従事する。1級キャリアコンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント。

玉手 桃子(たまて・ももこ) キャリアコンサルタント

大学卒業後、地元福島県の書店に就職。その後、私立大学就職支援課勤務の経験有。退職後は、育児と仕事を両立した働き方をしたいという考えに加え、全国転勤がある夫に帯同するため、住んでいる場所に関係なく継続できる働き方を身につけたいという思いから、2022年夏に在宅で可能なオンライン面談業務を始める。オンライン教育プラットフォームUrSTUDX(ユアスタディクス)でのクラス開催数は2023年12月時点で120回。延べ270人の登録学生にキャリア授業・面談を行う。1992年福島県郡山市生まれ、福岡県北九州市在住。

太幡 竜一(たばた・りゅういち) 株式会社エイチ・アール・シー・キャリア 対人支援グループ/株式会社リカレント キャリアコンサルタント養成講座 専任講師/株式会社Co-Agent 代表取締役(有料職業紹介事業等)

約20年民間企業にて、人材開発および営業マネージャーとしての経験を経て独立起業。また、キャリアコンサルティングを基盤とした再就職支援専業の事業に参画し、常時20名程のクライエントを支援。他にも、キャリアカウンセリングを軸とした組織開発事業や、キャリアコンサルタント養成講座講師および更新講習の企画者や講師として活動。キャリア開発・形成を通じた個々人の成長に深い関心を寄せている。