VPI職業興味検査

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概要

アメリカで開発されたホランドによるVPIの日本版。6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)がプロフィールで表示。

対象者
短大生、大学生以上
所要時間
採点時間を含めて15~20分程度。
特徴
160個の職業名に対する興味の有無を回答。実施・採点はカーボン形式で簡便

職業興味の6領域

領域名 内容
現実的興味領域
(Realistic:R領域と略す)
機械や物体を対象とする具体的で実際的な仕事や活動の領域
研究的興味領域
(Investigative:I領域と略す)
研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動の領域
芸術的興味領域
(Artistic:A領域と略す)
音楽、芸術、文学等を対象とするような仕事や活動の領域
社会的興味領域
(Social:S領域と略す)
人と接したり、人に奉仕したりする仕事や活動の領域
企業的興味領域
(Enterprising:E領域と略す)
企画・立案したり、組織の運営や経営等の仕事や活動の領域
慣習的興味領域
(Conventional:C領域と略す)
定まった方式や規則、習慣を重視したり、それに従って行うような仕事や活動の領域

5つの傾向尺度の名称とその内容

傾向尺度の名称 内容
自己統制尺度
(Self-Control:Co尺度)
自己の衝動的な行為や考えをどの程度統制しているかを示す。
男性−女性傾向尺度
(Masculinity-Feminity:Mf尺度)
伝統的な性役割にどの程度こだわっているかを示す。
地位志向尺度
(Status:St尺度)
社会的威信や名声、地位や権力をどの程度重視するかを示す。
稀有反応尺度
(Infrequency:Inf尺度)
職業に対する見方がどの程度ユニークであるかを示す。
黙従反応尺度
(Acquiescence:Ac尺度)
どの程度幅広くさまざまな職業に関心を持っているかを示す。