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研究成果

ディスカッションペーパー 04-001

平成 16 年 4 月 5 日

日本の長時間労働・不払い労働時間に関する考察

―「長時間労働の実態とその雇用・生産性に及ぼす影響等に関する研究」の中間とりまとめとして―

本論文は、日本の長時間労働及び「不払い労働時間」に関するこれまでの調査研究の蓄積を総括し、今後の研究課題を提示することを目的に書かれたものです。

日本の労働時間には、景気変動分を除く恒常的な時間外労働が存在するだけでなく、時間外労働手当が支給されていない「不払い労働時間」の存在も、明らかになってきています。公式統計を使用した推計によると、「不払い労働時間」は長期的に増加傾向にあり、女性よりも男性が多く、産業によってかなりの相違があることが示されました。長時間労働は労働者の疲労やストレスなど身体的、精神的に大きな影響を及ぼす可能性が高いことから、この問題で経済学的な見地からのアプローチは不十分であること、労働時間が管理されない労働者層の長時間労働も重要な研究課題であることを指摘しています。今後の研究課題として、「不払い労働時間」の実態把握とその原因解明が急務だと記しています。

執筆担当者
小倉 一哉 (労働政策研究・研修機構 副主任研究員)
坂口 尚文 (家計経済研究所 研究員)
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お問い合わせ先
内容について 研究調整部 研究調整課 03(5991)5103

※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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