講師プロフィール:第34回労働政策フォーラム
高校生のキャリア教育と就職支援を考える
―学校・企業・ハローワークの連携の中で―
(2008年10月 6日)


※五十音順

内田 純(うちだ・じゅん)
株式会社アンテンドゥ商品部長・人事部長

青山学院大学仏文科中退後、アンテンドゥ一筋に歩み、商品部長・工場長との職務を兼務しながら人事部長の職を務める。新製品開発・DJ販売の開発など、消費者の満足を創造し、特に「こだわりを伝えるDJ販売」で業界から注目される。採用については24年間にわたり担当し、特に高卒採用の最前線を経験する。日本ホスピタリティ推進協会常任理事「ホスピタリティ・コーディネータ」認定委員・講師、毎日小学生新聞「レッツマナー」執筆など。

斎藤 忍(さいとう・しのぶ)
埼玉県立浦和商業高等学校進路指導部主事

1981年埼玉県の公立高等学校教諭に採用。現在で4校目の学校。商業高校、普通科高校とも就職指導を中心に進路指導を経験。

筒井 美紀(つつい・みき)
京都女子大学准教授

2002年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。2004年京都女子大学現代社会学部専任講師。2007年より同准教授、現在に至る。主な著書に『高卒労働市場の変貌と高校進路指導・就職斡旋における構造と認識の不一致』(東洋館出版社、2006年/日本労働社会学会第3回学会奨励賞、日本教育社会学会第2回学会奨励賞を受賞)、など。また、『リーディングス日本の教育と社会第19巻』(日本図書センター)を本田由紀氏との共編著にて近刊予定。

長須 正明(ながす・まさあき)
東京聖栄大学講師

東京都公立学校教員(22年間)、川崎市立看護短期大学教授、拓殖大学政経学部教職課程講師を経て現職。専攻は、教育計画、ライフスタイル論、教育社会学。日本キャリア教育学会役員、日本教育カウンセリング学会常任理事・編集委員、厚生労働省職業安定行政職員研修 ・上級研修にて講師(若年者の雇用担当)。主な業績に、『ユースアドバイザー養成 ・研修プログラムテキスト』(共著、内閣府政策統括官、2008年)、『キャリア・カウンセリングハンドブック−生涯にわたるキャリア発達支援−』(共編著、日本キャリア教育学会編、中部日本教育文化会、2006年)など。学校から社会への移行(transition)と若年者支援(とくに高卒以下の学歴者、無業者)について社会学をベースに、学際的アプローチと実践を試み、政策提言もしている。目指すことは「社会的不平等(排除)」の克服と教育を通した地域生活の再構築。

土方 聖志(ひじかた・さとし)
高知県立高知東工業高等学校進路指導部長

2000年鳴門教育大学大学院修了。同年、高知東工業高校に赴任。担当教科は工業。2004年より進路指導主事。主に就職担当。高知県工業会等と連携したデュアルシステムやPTA模擬面接練習、各種講演会など生徒の進路実現を目指した「キャリア教育」を展開。

山田 孝樹(やまだ・たかき)
浦和公共職業安定所上席職業指導官

1991年労働省入省。埼玉県内のハローワーク、埼玉県雇用保険課、埼玉労働局において職業安定行政関係業務に従事。2005年4月からハローワーク秩父において学卒業務を担当。2008年4月より現職。


小杉礼子(こすぎ・れいこ)
労働政策研究・研修機構(JILPT)統括研究員

1978年雇用促進事業団職業研究所(現・労働政策研究・研修機構)入所、2006年3月より現職。主に「学校から職業への移行期」に関する調査研究を担当。編著書に『自由の代償/フリーター―現代若者の就業意識と行動』(日本労働研究機構、2002年)、『キャリア教育と就業支援―フリーター・ニート対策の国際比較』(勁草書房、2006年)、『大学生の就職とキャリア―「普通」の就活・個別の支援』(勁草書房、2007年)、著書『フリーターという生き方』(勁草書房、2003年)など。労働政策審議会臨時委員、社会保障審議会臨時委員、中央教育審議会臨時委員(生涯学習分科会)・専門委員(大学分科会)。

堀有喜衣(ほり・ゆきえ)
労働政策研究・研修機構(JILPT)副主任研究員

2002年より日本労働研究機構(現・労働政策研究・研修機構)に勤務、2008年4月より現職。研究テーマは、「学校から職業への移行」、「若者支援」。専攻は教育社会学。主な成果に、『キャリア教育と就業支援』(共編著、勁草書房、2006年)、『人材育成としてのインターンシップ』(共編著、労働新聞社、2006年)、『フリーターに滞留する若者たち』(編著、勁草書房、2007年)など。