プログラム:第47回労働政策フォーラム
若者問題への接近:自立への経路の今日的あり方をさぐる
(2010年7月3日)

未就職卒業者の増加から第2のロスジェネ問題の発生が指摘される中、若者たちの自立への経路は見えにくく、不安定になってきています。新規学卒で採用され、企業内訓練を経て職業的自立を獲得し、同時に新たな家族を形成して生活の自立も確立していくというモデルから逸脱する若者たちが増える中、新たな自立への経路はどう整備すれば良いのでしょうか。
本フォーラムでは、これまで若者の自立を支えてきた社会的装置(学校、企業、職業訓練、自立支援機関など)の現状と課題を議論し、包括的支援政策の具体的な方向性を検討します。
- 日時
- 2010年7月3日(土) 13:30~17:00(開場13:00)
- 会場
- 浜離宮朝日ホール 小ホール (東京都中央区築地 5−3−2 朝日新聞社新館2階 )
- 主催
- 労働政策研究・研修機構(JILPT)/日本学術会議
第1部 講演
自立に向けての高校生の現状と課題
- 藤田晃之
- 国立教育政策研究所生徒指導研究センター総括研究官
企業の果たしてきた役割と今後の方向性:キャリア形成と非典型雇用
- 佐藤博樹
- 東京大学社会科学研究所教授/日本学術会議連携会員
雇用保険でもなく、生活保護でもない第2のセーフティネットと伴走型支援
―支援の現場でみえてきたこと―
- 湯浅 誠
- NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長
反貧困ネットワーク事務局長
成人期への移行政策の課題と構想
- 宮本みち子
- 放送大学教養学部教授/日本学術会議連携会員
第2部 パネルディスカッション
パネリスト
- 藤田晃之
- 国立教育政策研究所生徒指導研究センター総括研究官
- 佐藤博樹
- 東京大学社会科学研究所教授/日本学術会議連携会員
- 湯浅 誠
- NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長
反貧困ネットワーク事務局長 - 宮本みち子
- 放送大学教養学部教授/日本学術会議連携会員
コメンテーター
- 太郎丸博
- 京都大学大学院文学研究科准教授/日本学術会議特任連携会員
コーディネーター
- 小杉礼子
- 労働政策研究・研修機構統括研究員/日本学術会議連携会員
