講師プロフィール 第111回労働政策フォーラム（2020年11月10日）
企業組織再編と労使関係
―経営環境の変化に労使はどう対応すべきか―

講演者（登壇順）

呉　学殊（おう・はくすう）　労働政策研究・研修機構 統括研究員

1991年韓国から日本に留学。大学院で6年間勉学した後、労働政策研究・研修機構（旧日本労働研究機構）に入職し現在に至る。その間、多くの分野で労働研究を行なってきている。代表的な成果としては、『労使関係のフロンティアー労働組合の羅針盤ー』、『企業組織再編の実像―労使関係の最前線―』（いずれもJILPT研究双書）がある。労使関係論、産業社会学が専門。

今田　太司（いまだ・ふとし）　三菱重工業株式会社 人事労政部長

1987年入社、神戸造船所勤労部勤労課配属。以降、大半の期間、神戸・本社にて労政を担当。2016年4月下関造船所所長代理、2018年10月から現職。

荒井　雅彦（あらい・まさひこ）　
ルネサスグループ連合 会長・ルネサスエレクトロニクス労働組合 執行委員長

1983年日立製作所入社、1990年日立労働組合武蔵支部の専従役員、1996年 同 中央執行委員。2002年4月労働協約改定で前年施行された労働契約継承法に対応する「承継転籍」条文の追加を担当。2003年4月付の日立・三菱の半導体事業の分割・統合・承継転籍の協議に参画。統合会社における労働条件統一にも関わる。2006年ルネサステクノロジ労働組合設立に伴い中央書記長に就任。2008年電機連合中央執行委員（組織化担当、2期4年）。2010年4月の合併・統合で2度目の移籍。2012年統合会社に設立したルネサスエレクトロニクス労働組合の初代中央書記長に就き、2014年から現職。産業革新機構等からの出資後の会社再建に向けた様々な構造改革に労働組合側責任者として活動、現在に至る。

白神　直大（しらが・なおひろ）　
全日本ハム労働組合 中央執行委員長・日本ハムグループユニオン 会長

1998年日本ハム株式会社入社。経理部（本社：大阪）配属。2000年東海圏事業部（愛知県）へ異動。2001年日本ハムユニオン中央執行委員（東海支部）。2005年経理財務部（本社：大阪）へ異動。新会計システム導入やグループ各社のJ-SOX対応に携わる。2007年日本ハムユニオン中央執行委員（本社支部）。2008年全日本ハム労働組合中央執行委員（本部専従）。2013年全日本ハム労働組合中央執行委員長兼日本ハムグループユニオン会長（専従）。

長谷川　望（はせがわ・のぞむ）　JAM横河電機労働組合 執行委員長

1999年横河電機株式会社入社。2013年まで主に半導体検査装置のハードウェア開発を担当。2008、2009年横河電機労働組合 支部執行委員。2013年支部委員長。2014年執行委員。2015年書記長。2016年副執行委員長。2017年執行委員長に就任（現職）。

狩谷　道生（かりや・みちお）　JAM大阪 オルガナイザー育成アドバイザー

1981年総評全国金属労働組合大阪地方本部入局、常任委員(専従オルガナイザー)に就任。以降、機械金属産業における中小労働運動に従事。1989年組織統一により全国金属機械労働組合大阪地方本部常任委員。1999年組織統一によりJAM大阪常任委員。2003年JAM大阪副書記長。2009年JAM大阪書記長。2014年定年後、JAMオルガナイザー育成推進室長。2019年以降JAM大阪オルガナイザー育成アドバイザーとして現在に至る。