研究双書
労使関係のフロンティア 労働組合の羅針盤【増補版】(3刷)
平成23年度冲永賞/2012年度日本労働ペンクラブ賞 受賞!
- 定価: 3,850円(本体3,500円)
- 2012年11月1日刊行
- A5判
- 450頁
- 呉 学殊[著]
- ISBN978-4-538-61007-8
- ご好評につき品切れとなっています。
経営資源としての労働組合、労使コミュニケーション!
バブル崩壊以降、労使関係を取り巻く環境は激変しています。本書は、パートタイマーの組織化、CSRに取り組む先進的な労働組合、働き甲斐のある会社を実現する中小企業、持株会社化に伴う労務管理・労働組合の動きや使用者性、個別労働紛争解決に向けたコミュニティ・ユニオン等の合同労組の対応、地域労働運動の展開──などを取り上げた1冊です。今回増刷するにあたり一部図表に加筆修正を行いました。
危機の時代を迎え、労使の高い対応能力が求められている現在、その羅針盤の役目を果たすべく本書は執筆されました。労働組合関係者はもちろん、企業の人事労務担当の方、特に大企業の労使の方にご一読いただきたい内容となっています。
目次
- はしがき(PDF:245KB)
- 目次詳細(PDF:292KB)
- 序章 本書の研究背景と狙い
- 第1部 労働組合組織化と労使関係の深化
- 第2部 企業グループ経営と労使関係の拡大
- 第3部 中小企業の労使関係と労使コミュニケーション
- 第4部 個別労働紛争の解決・予防と労働組合
- 第5部 地方労働運動の展開・強化
- 終章 労働組合運動のさらなる活性化と労使関係の新たな深化に向けて