報告1:図表3 主要先進国の職業紹介機関の体制:
第71回労働政策フォーラム

現代社会の諸問題とキャリア・コンサルティング
(2013年12月6日)


(テキスト情報)

職員1人当たりの労働力人口及び失業者数を比べると、日本の職員数は欧州主要国の10分の1程度

主要先進国の職業紹介機関の体制 1
  職業紹介機関名称 職業紹介機関数(箇所) 職員数(非常勤職員等も含めた人数)(人) 労働力人口(千人) 職員1人当たり労働力人口(人)
イギリス ジョブセンター・
プラス
865('08) 65,644('09)
(67,308)
29,517('05) 450
(439)
ドイツ 公共職業安定所(連邦
雇用エージェンシー)
786('09) 92,297('09)
(108,781)
43,068('07) 467
(396)
フランス
(注1)
公共職業安定所
(雇用局)
910('09) 約45,000('08)
(注2)
28,042('08) 623
アメリカ 各州職業安定機関 2,951('08) -
(注3)
149,320('05) -
日本 公共職業安定所 545('10末) 11,861('10末)
(31,107)
65,900('10) 5,556
(2,118)
主要先進国の職業紹介機関の体制 2
  職業紹介機関名称 機関1箇所当たり労働力人口(人) 失業者数(千人) 職員1人当たり失業者数(人) 機関1箇所当たり失業者数(人) 失業率(%)
イギリス ジョブセンター・
プラス
34,124 1,500('05) 23
(22)
1,734 7.6('09)
ドイツ 公共職業安定所(連邦
雇用エージェンシー)
54,794 3,423('09) 37
(31)
4,355 8.2('09)
フランス
(注1)
公共職業安定所
(雇用局)
30,815 2,092('08) 46 2,299 9.4('09)
アメリカ 各州職業安定機関 50,600 7,600('05) - 2,575 9.3('09)
日本 公共職業安定所 120,917 3,340('10) 282
(107)
6,128 5.1('10)

(注1) フランスには職業紹介機関であるANPEの他に失業保険を扱う機関であるASSEDICがあったが、ANPEとASSEDICは2009年1月に統合。職員数については、ANPEとASSEDICを合算したものを計上。

(注2) 職員と非常勤職員等の内訳は不明。

(注3) 各州単位で公共職業紹介機関の設置を行っているため、全体の職員数については不明。なお、97年当時の職員数は約70,000人。

※ ホームページ上の各種統計資料をもとに、厚生労働省において作成