2001年のラスパイレス賃金指数(2002年07月02日)

日本労働研究機構 発表
平成14年7月

2001年のラスパイレス賃金指数(産業計)は対前年比0.1%減
99年以降3年連続のマイナス

(2001年のラスパイレス賃金指数)

日本労働研究機構は1998年7月にラスパイレス賃金指数の開発を行ったが、この度、ラスパイレス賃金指数のベースになる「賃金構造基本統計調査」(平成13年)が発表されたので、これに基づく2001年のラスパイレス賃金指数を作成した。ここでその結果を報告する。

ラスパイレス賃金指数は、性、学歴、年齢、勤続年数の各属性について労働者構成を固定することによって労働者構成の相違に伴う影響を除去し、純粋に賃金のみの変化や格差を示すものである。ラスパイレス賃金指数には、時系列指数と格差指数の2種類があり、時系列指数は2000年の労働者構成に固定して作成している。時系列指数の上昇率はベースアップ率に相当する。また格差指数は毎年の産業計、規模計の労働者構成に固定して、産業別、規模別に作成した。

<ポイント>

産業計時系列指数

  • 2001年の指数は、2000年を100とした指数で99.9と、1994年を下回る水準。
  • 前年比では、0.1%減と3年連続のマイナス。

産業別時系列指数

  • 製造業、サービス業ではともに0.2%増と3年振りにプラスに転じたが、これら2産業を除く各産業で前年比マイナス。

規模別時系列指数

  • 1,000人以上0.1%増、100~999人0.1%減、10~99人0.3%減となっている。

産業間格差指数

  • 産業間の賃金格差は、産業計を100.0として水準が高いのは金融・保険業の115.6、サービス業の103.9、低いのは製造業の95.2、運輸・通信業の96.2。

規模間格差指数

  • 産業計の1,000人以上を100.0として、100~999人は91.6、10~99人は88.5。
  • 規模間格差は拡大傾向。

全文(PDF:78KB)

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