プログラム オンライン開催 第134回労働政策フォーラム(2024年8月30日-9月5日) ICTの発展と労働時間政策の課題─『つながらない権利』を手がかりに─
開催終了
近年飛躍的な発展をみせている情報通信技術(ICT)は、テレワークのような柔軟な働き方を可能とする一方、いつでもどこでも働くことができてしまう状況を創り出すことになり、長時間労働の新たな原因や、生活・休息時間の疲労回復の妨げによる身体負荷・ストレス等が生じる要因にもなり得ると指摘されています。このような観点から注目されるのが、いわゆる「つながらない権利」をめぐる議論です。フランスをはじめ欧州諸国では既に立法例もみられますが、一方、日本においては、本格的な検討は端緒についたばかりです。また、ICTが発展するなかでの労働時間政策のあり方は、「つながらない権利」の問題に尽きるわけではなく、働き方や働き手の多様化も踏まえ、より幅広い観点から検討する必要があります。本フォーラムでは、労働者の健康・疲労への影響に関する自然科学的な知見と、今後の労働時間法制をめぐる労働法学の知見について研究報告を行うとともに、労働現場を良く知る法曹実務家を交えたパネルディスカッションを通じて、ICTが発展した時代における労働時間政策のあり方について展望します。
- 日時
- 第1部 2024年8月30日(金曜)~9月5日(木曜) *オンデマンド配信
第2部 2024年9月5日(木曜)14時30分~17時00分 *ライブ配信 - 方式
- オンライン開催(Zoomウェビナー)
- 主催
- 独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
プログラム
※都合によりプログラムが変更となる場合があります。予めご了承ください。
第1部 趣旨説明・研究報告
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オンデマンド配信 ◆ 8月30日(金曜)~9月5日(木曜)
上記の期間内に事前に録画した動画(約118分)をご視聴いただきます。
(動画時間はおおよその目安です)期間内は何度でもご視聴いただけます。
第2部 パネルディスカッション
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ライブ配信 ◆ 9月5日(木曜)14時30分 ~17時00分
巻き戻し再生は出来ません。
※開始30分前からZoomへの登録が可能です。