プログラム:第70回労働政策フォーラム
経営資源としての労使コミュニケーション福岡開催
(2013年11月6日)
良好な労使関係を築くことは、企業の発展、労働条件の向上にとって重要です。企業を危機から救うにも、さらなる発展に導くにも、労使が一体感と共通の方向性を持つことが不可欠です。信頼関係と良き緊張感のある労使コミュニケーションは大きな「経営資源」となります。
本フォーラムでは、わが国の労使関係の現状を明らかにするとともに、これからの労使関係はどうあるべきかを研究者、労働組合、経営者の視点から議論します。
- 日時
- 2013年11月6日(水曜) 13時15分~17時15分(開場12時45分)
- 会場
- 福岡国際会議場・5階 国際会議室 (福岡市博多区石城町2−1) アクセス
- JR博多駅(博多口)よりバス約11分
- 地下鉄天神駅(7番出口)よりバス約9分
- 主催
- 労働政策研究・研修機構(JILPT)
※事情によりプログラムが変更される場合があります。ご了承ください。
13時15分~
講演
労使関係のコペルニクス的転換の必要性
- 呉 学殊
- 労働政策研究・研修機構主任研究員
労使コミュニケーションの経営資源性を唱える労使関係研究の第一人者
近年は、働き甲斐のある会社を実現する中小企業についても丹念な取材を重ねている
資生堂労働組合の取組み~イキイキと活力ある職場づくり~
- 赤塚 一
- 資生堂労働組合中央執行委員長
資生堂の経営革新活動を成し遂げた組合
連結経営下、労組もグループ単一労組化へ~個別最適から全体最適へ~
- 恩田 茂
- ケンウッドグループユニオン中央執行委員長
ケンウッドのグループ経営体質の強化に貢献した組合
好ましい企業風土づくりは、経営者の経営姿勢の確立から
- 山田 茂
- 株式会社山田製作所代表取締役社長
毎年、国内外から900名が見学に来る製缶・板金企業
経営情報の100%開示と社員による社長の能力考課で共に持続的成長を
- 鐘川 喜久治
- 株式会社鐘川製作所代表取締役社長
九州全域をカバーする総合精密板金のリーディング・カンパニー
社員と共に“一流の中小企業”を目指す
- 藤河 次宏
- 拓新産業株式会社代表取締役
「年休完全取得、残業ゼロ」でも利益を出し続ける
建設用機材のレンタル会社
パネルディスカッション
パネリスト
- 赤塚 一
- 資生堂労働組合中央執行委員長
- 恩田 茂
- ケンウッドグループユニオン中央執行委員長
- 山田 茂
- 株式会社山田製作所代表取締役社長
- 鐘川 喜久治
- 株式会社鐘川製作所代表取締役社長
- 藤河 次宏
- 拓新産業株式会社代表取締役
コーディネーター
- 呉 学殊
- 労働政策研究・研修機構主任研究員