発表!令和2年度
労働関係図書優秀賞(第43回)・労働関係論文優秀賞(第21回)

第43回 (令和2年度)労働関係図書優秀賞

労働政策研究・研修機構では労働に関する総合的な調査研究を奨励し、労働問題に関する知識と理解を深めることを目的として、読売新聞社の後援を得て優秀図書の表彰事業を行っており、本年度で第43回を迎えます。

第43回の選考は、令和元年4月から令和2年3月までに新たに刊行されたもので、日本人の編著による労働に関する図書(雑誌、研究資料、非売品を除き、自由に購入できる図書。ただし、外国人の著作も、日本語で書かれたものは選考の対象)を対象として行われ、8月4日の第1次審査委員会および9月24日の第2次審査委員会を経て、下記の3点の作品が受賞作として決定されました。

日本のセーフティーネット格差
――労働市場の変容と社会保険

慶應義塾大学出版会 2020年2月刊

酒井 正
法政大学経済学部教授
(刊行時)

法人格を越えた労働法規制の可能性と限界
――個別的労働関係法を対象とした日独米比較法研究

有斐閣 2020年3月刊

土岐 将仁
岡山大学大学院社会文化科学研究科(法学系)准教授
(刊行時)

アニメーターはどう働いているのか
――集まって働くフリーランサーたちの労働社会学

ナカニシヤ出版 2020年3月刊

松永 伸太朗
公立大学法人長野大学企業情報学部助教
(刊行時)


第21回(令和2年度 )労働関係論文優秀賞

労働問題の新進研究者の調査研究を奨励することを目的として優秀論文の表彰を実施しています。第21回の受賞論文は該当作なしとなりました。


労働関係図書優秀賞・論文優秀賞 審査委員

下記の方々にご審査をいただきました。

審査委員一覧(敬称略:五十音順)

※肩書きは令和2年11月現在

阿部 正浩
中央大学教授
荒木 尚志
東京大学教授
石崎 浩
読売新聞東京本社編集委員
大竹 文雄
大阪大学教授
川口 章
同志社大学教授
久本 憲夫
京都大学教授
平野 光俊
大阪商業大学教授
藤村 博之
法政大学教授
村中 孝史
京都大学教授