講師プロフィール 第19回労働政策フォーラム(2006年7月27日)
大学生のキャリア形成をどう支援するか

平成18年7月27日開催

講演者

川崎 友嗣(かわさき・ともつぐ) 関西大学 社会学部 教授/キャリアデザイン担当主事

早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了後、日本労働研究機構(現 労働政策研究・研修機構)キャリアガイダンス研究担当研究員を経て、1997年に関西大学社会学部産業心理学専攻助教授、2003年教授昇進。2001年より、キャリアデザイン担当主事として、学生のキャリア相談、セミナーなどキャリア形成支援に携わるとともに、キャリア教育科目「キャリアデザインⅠ~Ⅲ」も担当。日本私立大学連盟就職委員会就職支援研究分科会委員、大阪府キャリア教育実践協議会委員(座長)などを務める。主な著書に『学びに生かすキャリアの心理学』(産心社)。

北島 久嗣(きたじま・ひさつぐ)
ソニー株式会社 仙台テクノロジーセンター社員部 統括課長(前 本社人事センター採用部 統括課長)

1989年4月、ソニー株式会社入社。労務・人事を担当。2000年より採用担当として、技術系・事務系両方の採用を企画・実施する。2004年から採用の新たなフレームを導入し、 ” Flex Entry “ として展開した。2006年7月より仙台テクノロジーセンター社員部統括課長。

塚田 千根(つかだ・ちね) 新潟大学 キャリアセンター 就職課長

1967年新潟大学採用、大学本部に配属。5学部の教務・庶務担当を経て1996年4月、国際主幹室の留学生係長となり、留学生センター設置準備を担当。2000年4月、就職部の就職相談事務室専門員となり、同年、東海大学と学生の就職支援協定を締結する。2003年4月、学生部サービス室長(兼)就職相談事務室長に。キャリアインターンシップの新設業務を担当する。2004年4月に就職課設置、以降現職。同年、キャリアセンター設置業務を担当。年間約80件の進路支援事業の実施と就職率の向上に努める。新潟大学キャリアセンター運営委員会委員、同大学セクハラ相談員を兼任。

土橋 久忠(どばし・ひさただ) 山梨学院大学 就職・キャリアセンター課長

大学卒業後、外資系企業を経て 1985年、山梨学院大学に勤務。1995年より現職。全国私立大学就職指導研究会・副会長、山梨県大学就職指導研究会・会長、大学職業指導研究会・幹事、人材育成山梨地域協議会・委員、早期職業意識啓発ガイダンス講師、YCCA山梨県キャリアコンサルティング協会・常務理事、CDA大学人会議関東座長、日本キャリアデザイン学会会員、甲府商工会議所評議委員、FM 甲府「就職情報クロストーク」パーソナリティなど。

日比 彰(ひび・あきら) 旭化成株式会社 人財・労務部採用グループ長

1990年4月、旭化成工業株式会社(現・旭化成株式会社)入社。住宅事業部営業等を経て 2003年12月より採用グループへ、2004年7月より現職。2003年10月の事業会社・持株会社制移行後のグループ全体の採用窓口を統括している。

村上 吉胤(むらかみ・よしつぐ) 立命館大学 東京オフィス副所長(前 キャリアセンター課長)

1989~1993年、(株)日立製作所・中部支社電力部において主に発変電設備の受注業務に携わる。1993年11月より立命館大学勤務、父母教育後援会事務課において父母向けサービス業務を担当する。1995年5月、立命館大学就職部(現キャリアセンター)において学生の進路・就職支援を担当。1999年10月、就職部をキャリアセンターに発展的改組、学生の就職支援のみならず、「進路を見据えた低回生時よりの学びのモチベーション向上」に取り組む。同時に、キャリアセンター内にインターンシップオフィスを設置。2000年11月、キャリアセンター課長に就任。2006年4月から現職。

小杉 礼子(こすぎ・れいこ) 労働政策研究・研修機構(JILPT) 統括研究員

研究・担当テーマは、「学校から職業への移行」、「若年者のキャリア形成・職業能力開発」。主な研究成果は、 JILPT労働政策研究報告書 No.6『移行の危機にある若者の実像~無業・フリーターの若者へのインタビュー調査』(2004.06)、同 No.27『個人のキャリアと職業能力形成~「進路追跡調査」 35年の軌跡』(2005.04)、同 No.35『若年就業支援の現状と課題~イギリスにおける支援の展開と日本の若者の実態分析から~』(2005.06)、同 No.38『高等教育と人材育成の日英比較~企業インタビューからみる採用・育成と大学教育の関係~』(2005.09)、ディスカッションペーパー『学校から職業への移行を支援する諸機関へのヒアリング調査結果~日本におけるNEET問題の所在と対応』(2003.03)、いずれも共著 。主な編著書に『自由の代償/フリーター』(JILPT、2002.12)、『キャリア教育と就業支援』(剄草書房、2006.02)、『フリーターとニート』(剄草書房、2005.04)、『フリーターという生き方』(剄草書房、2003.03)、「変わる若者労働市場」『日本の論点』文芸春秋(2002.11)。

堀 有喜衣(ほり・ゆきえ) 労働政策研究・研修機構(JILPT)研究員

研究・担当テーマは、「学校から職業への移行」、「若者支援」。専攻は教育社会学。主な研究成果は、JILPT労働政策研究報告書 No.6『移行の危機にある若者の実像~無業・フリーターの若者へのインタビュー調査』(2004.06)、同 No.35『若年就業支援の現状と課題~イギリスにおける支援の展開と日本若者の実態分析から~』(2005.06)、ディスカッションペーパー『学校から職業への移行を支援する諸機関へのヒアリング調査結果~日本におけるNEET問題の所在と対応』(2003.03)、調査シリーズ No.17『大学生の就職・募集採用活動等実態調査結果Ⅱ−大学就職部/キャリアセンター調査および大学生野キャリア展望と就職活動に関する実態調査』(2006.04)、以上共著、「無業の若者のソーシャル・ネットワークと支援の課題」(日本労働研究雑誌 No.533/2004.12)などがある。『自由の代償/フリーター』(JILPT、2002.12)、『キャリア教育と就業支援』(剄草書房、2006.02)、『フリーターとニート』(剄草書房、2005.04)、『変わる若者と職業世界』(学文社、2002) 、『人材育成とインターンシップ』(近刊、労働新聞社)等にも執筆している。

松原 亜矢子( まつばら・あやこ )
労働政策研究・研修機構(JILPT)労働大学校 助教授(前 職務・キャリア分析部門主任研究員)

1987年労働省入省、2005年より労働政策研究・研修機構に出向。当機構、職務・キャリア分析部門主任研究員を経て 2006年4月より現職。研究部門では、「職業ガイダンス支援機関に対するサポートのあり方に関する研究」、「総合的な職業情報データベースの開発に関する研究」などを担当。研究成果は、『就職支援の手引き』など。現職では、年間約4,000名の労働行政職員の研修を実施している労働大学校において、主にハローワーク職員など職業安定行政職員を対象とする研修の企画、実施等を担当。

松本 真作(まつもと・しんさく) 労働政策研究・研修機構(JILPT)主任研究員

職務・キャリア分析部門 主任研究員

研究・担当テーマは、「HRM等基盤尺度の研究開発」、「インターネットでの新たな職務情報提供システムの研究開発」、「若年者の採用と雇用管理に関する研究」等。主な研究成果は、JIL調査 研究報告書 No.161『組織の診断と活性化のための基盤尺度の研究開発~HRMチェックリストの開発と利用・活用~』(2003)、JIL 調査研究報告書 No.151『人材の最適配置のための新たな職業の基盤情報システムに関する研究~企業・個人ニーズ調査、諸外国のシステム、翻訳実験版の開発、他~』(2003)、JIL調査研究報告書 No.128『変革期の大卒採用と人的資源管理 ― 就職協定廃止と大卒の採用・雇用管理の変化 ― 』(1999) 等。