講師プロフィール 第88回労働政策フォーラム(2017年1月23日)宇都宮開催
多様化する仕事と働き方に対応したキャリア教育

講演者(登壇順)

玄田 有史(げんだ・ゆうじ) 東京大学社会科学研究所教授

経済学博士。専門は労働経済学。日本における雇用の創出・喪失、若者の労働問題等を研究。近年は希望学・スネップ(孤立無業者)の研究にも取り組んでいる。著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、サントリー学芸賞他)、『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、エコノミスト賞他)、『希望のつくり方』(岩波新書)他。日本経済学会・石川賞受賞(2012年)。

小杉 礼子(こすぎ・れいこ) 労働政策研究・研修機構特任フェロー

民間企業勤務を経て、雇用促進事業団職業研究所(現独立行政法人労働政策研究・研修機構)入所。「学校から職業への移行」、「若年者のキャリア形成・職業能力開発」などをテーマに社会学的視点からの実証研究に携わる。著書に『若者と初期キャリア―「非典型」からの出発のために』(勁草書房、2010、第33回労働関係図書優秀賞)他。

末廣 啓子(すえひろ・けいこ)宇都宮大学キャリア教育・就職支援センター副センター長、教授

労働省(現厚生労働省)で主として雇用政策分野を担当、栃木県商工労働観光部職業安定課長、厚生労働省外国人雇用対策課長、長崎労働局長等を経て、2007年4月から現職。キャリア教育の授業、学生相談、調査研究の他、大学全体のキャリア教育の企画・調整、センターの運営などを行う。

杉本 育夫(すぎもと・いくお) 栃木県立宇都宮商業高等学校校長

商業科の教員として数多くの高校生の就職・進学など進路指導に携わる。栃木県の小中高校のキャリア教育指導の手引き作成に関わる一方、高校において銀行、自治体、企業、高校とで地域活性化、人材育成のための包括連携協定を締結し、高校生を積極的に学校の外に出す教育を展開。2016年4月より現職。

大久保 知宏(おおくぼ・ともひろ) 藤井産業株式会社 取締役総務部長

1989年藤井産業入社後、店頭公開準備に従事、情報系管理部にて社内のIT化の推進、情報系営業部を経て、2010年総務部に配属。2016年より現職。総務部長として東日本大震災を経験。採用業務においては、一次から最終までの面接官として年間200名を超える学生と面談している。

柿沼 幸弘(かきぬま・ゆきひろ) マニー株式会社人事総務部長

日産自動車株式会社で人事労務・生産管理・安全衛生や小型商用車の事業再生などを担当。日産リバイバルプランでは、栃木工場で労務対策を実施。2016年3月に入社したマニー株式会社では、人事総務部長として、グローバル化やキャリア形成を念頭に置いた人事制度への改定などを担う。