プログラム:第51回労働政策フォーラム
非正規雇用の国際比較 —欧米諸国の最近の動向—
(2011年2月25日)

いま日本では、非正規雇用と正規雇用の格差が問題となっています。経済危機後の景気後退の影響が非正規労働者に及んだことは記憶に新しく、大きな社会問題ともなりました。本来、労働市場の柔軟化の要請に沿って増加してきた非正規雇用ですが、労働市場の中で存在感を増すにつれ、非正規と正規の間の溝が埋まらないまま多くの問題が顕在化しています。これらは日本特有の問題なのでしょうか。
そこで、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オランダの欧米5カ国から専門家をお招きし、各国の非正規雇用に関する最近の動向に関する国際比較を行うことで、わが国の非正規雇用をめぐるさまざまな議論の参考にしたいと思います。
- 日時
- 2011年2月25日(金) 14:30−17:00(開場 14:00)
- 会場
- ホテルフロラシオン青山・「はごろも」(東京都港区南青山4-17-58)アクセス
- 主催
- 労働政策研究・研修機構(JILPT)
プログラム
各国報告(同時通訳付き)
14:40−14:55イギリス報告
- ゲイリー・スレーター
- (ブラッドフォード大学上級講師)
ドイツ報告
- ハルトムート・ザイフェルト
- (ハンスベックラー財団経済社会研究所顧問)
フランス報告
- フランソワ・ミション
- (国立科学研究センター上席研究員)
オランダ報告
- アルヤン・カイザー
- (マンチェスター大学講師)
アメリカ報告
- アーベル・ヴァレンズエラJr
- (カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)
パネル討議・質疑応答

お問合せ先
労働政策研究・研修機構 国際研究部
Tel : 03-5991-5001( 平日9時〜 17時30分 )
Fax : 03-3594-1113