講師プロフィール:第17回労働政策フォーラム
65歳雇用延長をいかに実践するか
—改正高年齢者雇用安定法と労使の取り組み—
(2006年3月24日)

平成 18 年 3 月 24 日開催

東 正元(あずま・まさもと)
トヨタ自動車労働組合 執行委員長

トヨタ技能者養成所卒業後、1969年トヨタ自動車工業株式会社に入社。1988年、トヨタ自動車労働組合執行委員、その後、同組合局長を就任。1994年、全トヨタ労働組合連合会局長、1996年同連合会副事務局長。1998年トヨタ自動車労働組合副執行委員長を経て現在に至る。
   ※トヨタ自動車労働組合の組合員数:5万8,000人

黒江 義則(くろえ・よしのり)
富士電機ホールディングス株式会社 エグゼクティブオフィサー
(人事企画部・法務部・女性活躍推進室担当)

東北大学法学部を卒業後、富士電機製造株式会社(現 富士電機ホールディングス株式会社)に入社。
工場(千葉、川崎、三重)および関係会社において、人事・労務部門を担当。
1999年本社人事勤労部次長、2001年同部長。2003年10月持ち株会社制移行に伴い、人事企画部長。
2005年6月より現職。

八田 雅弘(はった・まさひろ)
厚生労働省 職業安定局 高齢・障害者雇用対策部 企画課長

静岡大学人文学部を卒業後、1981年に労働省(現 厚生労働省)に入省。
労働大臣官房秘書課調査官、職業安定局建設・港湾対策室長、青森労働局長、東京労働局総務部長を経て、2005年8月より現職。

平野 茂夫(ひらの・しげお)
株式会社マイスター60 代表取締役社長

東京電機大学電機学校高等科卒。ホテルオークラを経て株式会社丸誠入社。大阪にて半導体製造装置・建築設備のメンテナンスを主力事業とする現マイスターエンジニアリングを分社設立し、東証・大証第二部に上場、社長を就任後、現会長。1990年、「年齢は背番号、人生に定年なし。60才新入社、70才選択定年」を掲げて、高齢者会社「マイスター60」を創業。高齢化社会に向かって意義ある事業として、中小企業投資育成株式会社法に基づく設立投資第一号に適用。1996年ニュービジネス協議会からアントレプレナー大賞特別賞を受賞。
現在、高齢者社員数約600名。著書に『入社資格は60歳以上』(サンマーク出版)がある。

伊藤 実(いとう・みのる)
労働政策研究・研修機構 統括研究員

法政大学大学院博士課程修了、商学博士(中央大学)。青山学院大学大学院法学研究科講師、東京商工会議所労働委員会委員、高齢・障害者雇用支援機構「エイジフリー研究会」座長、NHKラジオ「ビジネス展望」レギュラーコメンテーター等を兼務。専門分野は、人事管理論、産業・経営論。主な著書に『人事革新の基本戦略』、『中小企業の人事・賃金制度改革』、『失業構造の研究』など。