プログラム 第22回労働政策フォーラム(2007年1月29日)
業績回復期における人事戦略のあり方 —企業と労働者の視点から—
平成19年1月29日開催
主催:労働政策研究・研修機構(JILPT)
日本企業の人材マネジメントは、長期雇用慣行や評価・処遇システムの変化などを中心に大きく変貌を遂げています。当機構のプロジェクト研究「企業の経営戦略と人事処遇制度等の総合的分析」では、日本企業の雇用システムの変化の実態について調査研究した結果、 (1) 成果主義導入企業や、長期雇用と成果主義をセットで運用している企業で、企業パフォーマンスが良好なこと (2) 雇用保障や評価・処遇制度を巡る労使間の認識ギャップが存在すること――が明らかになってきました。
本フォーラムでは、同調査研究の成果の概要をご紹介するとともに、労働組合及び企業の人事戦略への取り組みの事例紹介や、コーポレートガバナンス構造の変化といった視点を交えながら、業績回復期における日本企業の人事戦略の方向性について考えます。
- 日時
- 平成19年1月29日(月) 13:30~17:00(開場13:00~)
- 場所
- 浜離宮朝日多目的ホール(東京都中央区築地5−3−2)
- プログラム
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- 13:30−14:45
基調報告及び問題提起「変わる企業の人材マネジメント」立道 信吾 (労働政策研究・研修機構 副主任研究員)
守島 基博 (一橋大学大学院商学研究科教授,JILPT特別研究員)
- 15:00−17:00
パネルディスカッション「これからの人事戦略」パネリスト
阿部 正浩 (獨協大学経済学部助教授)
梅本 洋一郎 (日本電気労働組合中央書記長)
アキレス 美知子 (スリーエム人財マネジメントアジア太平洋地域統括部長)
立道 信吾 (労働政策研究・研修機構副主任研究員)
コーディネーター
守島 基博 (一橋大学大学院商学研究科教授,JILPT特別研究員)
- 13:30−14:45