開催報告 第107回労働政策フォーラム(2020年1月10日)
職場のパワーハラスメントを考える─予防と解決に向けて─

近年、職場のハラスメント防止に取り組む動きが進んでいる。2019年5月には、職場でのパワーハラスメントの防止策に取り組むことを企業等に義務づける労働施策総合推進法が成立。今後、企業においてパワハラ防止に向けた対応が促進されることが予測される。ハラスメントのない職場を実現させるには、どういった取り組みが必要なのか。2020年1月10日に開いた労働政策フォーラムでは、現場での取り組みの実態や課題、行政の取り組み等、今後のあり方について議論した。

(※講師の肩書きは開催当時のもの)

問題提起

職場のパワーハラスメント

濱口 桂一郎
労働政策研究・研修機構 研究所長

研究報告

職場のパワーハラスメントに関するヒアリング調査結果──パワーハラスメントの事例に対する対処などを中心に

望月 知子
山口県宇部市政策広報室長/前 労働政策研究・研修機構 統括研究員

事例報告

UAゼンセンのハラスメント対策の取り組み─カスタマーハラスメントを中心に─

松井 健
UAゼンセン 常任中央執行委員(政策・労働条件局長)

職場のパワーハラスメント─丸文通商の取組みとコミットメント─

越野 智明
丸文通商株式会社 取締役 管理本部長

「職場のパワーハラスメント」事例

戸谷 和彦
東京労働局 雇用環境・均等部指導課長

パネルディスカッション

パネリスト

望月 知子
山口県宇部市政策広報室長/前 労働政策研究・研修機構 統括研究員
松井 健
UAゼンセン 常任中央執行委員(政策・労働条件局長)
越野 智明
丸文通商株式会社 取締役 管理本部長
戸谷 和彦
東京労働局 雇用環境・均等部指導課長

コーディネーター

濱口 桂一郎
労働政策研究・研修機構 研究所長