注目図書資料のご案内
【ワーク・ライフ・バランス(WLB)】
ワーク・ライフ・バランス(WLB)
社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現をめざすワーク・ライフ・バランス(WLB)。
いま話題のテーマに関し、労働図書館が所蔵している図書資料の一部をご紹介します。
『ワーク・ライフ・バランスと経営学:男女共同参画に向けた人間的な働き方改革』 平澤克彦ほか編
2017年11月発行 請求記号335.1 / gen / 7
働き方改革や女性活躍、男性の育児参加など多くの課題に挑戦している現在、職業生活と個人や家庭生活の調和をめざす基礎となる枠組がWLBである。本書はその概念や分析視角を考察した上で、主要各国の施策の特徴を析出し、日本における実態を検証している。
『人格・平等・家族責任 (講座労働法の再生 第4巻)』 日本労働法学会編
2017年7月発行 請求記号366.14 / koz / 4
労働法の理論と課題を明らかにするシリーズ第4巻。「第3部 ワーク・ライフ・バランス」にて、従来の法政策、今日的な状況と課題を分析する。
『雇用と結婚出産子育て支援の経済学 : 女性のワーク・ライフ・バランス』 足立泰美著
2017年3月発行 請求記号366.38 / koy
結婚・出産・子育てなどの女性のライフイベントは、果たして女性の就業を阻むものなのか。女性の就業とライフイベントを政策と絡め検証し、望ましい対策を提案。
『18時に帰る:「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』 秋山開著
2017年6月発行 請求記号366.7 / juh
WLB先進国であるオランダの進めてきた働き方改革「ワークシェアリング」「テレワーク」「チーム主義」などについて、多くの事例を紹介しながら解説。子どもを持つ共働き家庭の生の声も届ける。
『QA労働・家族・ケアと法 : 理論編&実例編 : 真のWLB (ワークライフバランス) を実現するために』 水谷英夫著
2016年1月発行 請求記号336.14 / qar
第1部では「ジェンダー」「雇用」「教育」「介護」など、より良い生活実現の課題を、第2部では具体的事例に基づき、法的問題を一問一答の形で論じる。
『オランダ流ワーク・ライフ・バランス : 「人生のラッシュアワー」を生き抜く人々の技法』 中谷文美著
2015年1月発行 請求記号336.14 / ora
週休3日制度や在宅ワークなど様々な形の働き方が定着し、「パートタイム経済の国」といわれるオランダ。労働生産性と国民の幸福度を非常に高い水準で両立しているオランダの歴史や政策、そしてインタビューを通じて人々の意識や実態に迫る一冊。
『ワーク・ライフ・バランスのすすめ』 村上文著
2014年12月発行 請求記号366.7 / wak
働く人の現状について政府公表データを元に分析し、WLBの必要性を説く。具体的な実践方法については先進事例を紹介しながらわかりやすく説明。
労働関係研究機関などが発表する成果物より
『福祉国家のワークライフバランス効果(1)名古屋市における仕事と子育ての両立』
名古屋大学文学部社会学研究室
2017年3月発行 請求記号I14.10 / fuk / 1
『ワーク・ライフ・バランス支援の課題 : 人材多様化時代における企業の対応』
東京大学社会科学研究所「ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト」
2014年2月発行 請求記号I20.02 / wak
労働政策研究・研修機構の『ワークライフバランス』に関する各種成果
上記以外にも、労働図書館では労働関係の図書や調査研究成果を多数所蔵しています。
図書資料をお調べの際は当機構のデータベースをご利用ください。