分野:失業、雇用保険
労働力調査
38 (完全失業者)
次の三つの要件を満たす者をいう。
- 仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者とならなかった)
- 仕事があればすぐ就くことができる
- 調査週間中に,求職活動をしていた(過去の求職活動の結果を待っている場合を含む)
3801 (完全失業者・求職理由)
「完全失業者」は、仕事を探し始めた理由によって、次のように区分されている。
非自発的な離職による者:「定年又は雇用契約の満了」と「勤め先都合」を合わせたもの
定年又は雇用契約の満了:定年や雇用期間の満了による離職失業者
勤め先や事業の都合(勤め先都合):勤め先や事業の都合(倒産,人員整理等)による離職失業者
自発的な離職による者(自己都合):自分又は家族の都合による離職失業者
学卒未就職者(学卒未就職):学校を卒業して仕事に就くために,新たに仕事を探し始めた者
その他の者:「新たに収入が必要」と「その他」を合わせたもの
収入を得る必要が生じたから(新たに収入が必要):収入を得る必要が生じたために,新たに仕事を探し始めた者
その他:上記のどれにも当てはまらない場合で,新たに仕事を探し始めた者
39 (完全失業率)
労働力人口に占める完全失業者の割合(%)である。
[雇用保険事業統計]
40 (被保険者数)
適用事業に雇用される労働者であって、雇用保険法第6条各号に掲げる者以外の者の数である(雇用保険法第4条第1項)。
41 (離職票提出件数)
雇用保険の基本手当、高年齢求職者給付金又は特例一時金の支給を受けようとする者が、公共職業安定所に出頭して離職票を提出した件数である。
42 (受給資格決定件数)
離職者の提出した離職票に基づき、公共職業安定所長が基本手当、高年齢求職者給付金又は特例一時金の支給を受ける資格ありと決定した件数である。
43 (初回受給者)
次の1と2を合せたものである。
- 同一受給期間内における基本手当の第1回目の支給を受けた者の数。
- 雇用継続給付の第1回目の支給を受けた者の数。
44 (受給者実人員)
求職者給付(高年齢求職者給付金及び特例一時金を除く。)及び就職促進給付(就業手当のみ)を受けた受給資格者の実数である。
《用語解説の情報は、報告書の内容をもとにJILPTで作成したものです。》