最近の統計調査結果から2003年11月

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統計調査報告

就労条件総合調査 ―平成15年―

11月12日(水曜)厚生労働省発表新しいウィンドウ

定年退職者の退職給付は大卒者(管理・事務・技術職)で2499万円と、平成9年調査に比べ369万円の減少。

完全週休二日制を採用している企業割合は35.9%(前年33.7%)。

年次有給休暇の平均取得日数は8.8日で、取得率は48.1%(同48.4%)。

国民経済計算 ―7~9月期・1次速報―

11月14日(金曜)内閣府発表新しいウィンドウ

実質GDP(国内総生産)成長率は(季調済)前期比で0.6%(年率2.2%)と、7期連続のプラス。

実質GDP成長率の寄与度は、内需が0.4%、財貨・サービスの純輸出が0.2%。

図表1:国内総生産の前期比伸び率と内外需の実質寄与度

図表1グラフ:グラフは上に詳細を説明した

賃金構造基本統計調査(初任給) ―平成15年―

11月14日(金曜)厚生労働省発表新しいウィンドウ

初任給(男女計)は大卒で198,100円。増加率は前年比1.5%と10年間で最も高い。高専・短大卒は165,300円(同0.4%減)、高卒は152,900円(同0.7%減)。

高校・中学新卒者の就職内定状況等調査 ―9月末―

11月14日(金曜)厚生労働省発表新しいウィンドウ

平成16年3月高校新卒者の就職内定率は34.5%と前年同期を1.1ポイント上回る。

大学等卒業予定者就職内定状況等調査 ―10月1日―

11月14日(金曜)厚生労働省文部科学省発表新しいウィンドウ

平成16年3月大学卒業予定者の就職内定率は60.2%と前年同期を3.9ポイント下回る。

大学等におけるインターンシップ実施状況調査 ―平成14年度―

11月18日(火曜)文部科学省発表新しいウィンドウ

学生が在学中に企業等において就業体験を行う、いわゆるインターンシップを実施した大学は46.3%で、前年度を4.4ポイント上回る。

鉱工業生産指数 ―10月速報―

11月28日(金曜)経済産業省発表

鉱工業生産指数(季調値)は前月比0.8%上昇と2か月連続で上昇。11月は上昇、12月は低下を予測。

消費者物価指数 ―10月―

11月28日(金曜)総務省発表

消費者物価指数は前年同月と同水準。先月まで4年1か月連続で前年同月を下回っていた。なお11月の東京都区部は、同0.8%の下落。

労働力調査 ―10月―

11月28日(金曜)総務省発表

一般職業紹介状況 ―10月―

11月28日(金曜)厚生労働省発表新しいウィンドウ

完全失業率(季調値)は5.2%と、前月に比べ0.1ポイント上昇。男女別には、男性は0.1ポイント低下の5.4%、女性は0.2ポイント上昇の4.9%。

有効求人倍率(季調値)は0.70倍と、前月を0.04ポイント上回る。

雇用者数(季調値)は前月比0.2%減と3か月連続の減少。

完全失業者数は343万人で、前年同月比5か月連続の減少。

図表2:完全失業率と有効求人倍率の推移

図表2グラフ:グラフは上に詳細を説明した

労働力調査詳細結果 ―7~9月平均―

11月28日(金曜)総務省発表

役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は30.2%。

完全失業者のうち、「失業期間が1年以上」は34.3%と、前年同期比4.8ポイントの上昇。

家計調査 ―10月―

11月28日(金曜)総務省発表

勤労者世帯の消費支出は前年同月比実質1.1%の減少。

外国人雇用状況報告 ―平成15年6月―

11月28日(金曜)厚生労働省発表

外国人労働者は、直接雇用と間接雇用をあわせて延べ274,145人と過去最高。前年に比べ20.2%と大幅に増加。

毎月勤労統計調査 ―10月速報―

12月1日(月曜)厚生労働省発表

きまって支給する給与は同0.4%の減少。現金給与総額(規模5人以上)は前年同月比0.1%の減少。

製造業の所定外労働時間(規模5人以上、季調値)は前月比1.8%増と2か月ぶりに増加。

研究会報告等

月例経済報告 ―11月―

11月20日(木曜)内閣府発表新しいウィンドウ

景気は、持ち直している。

  • 設備投資は増加している。企業収益は改善が続いている。
  • 輸出は持ち直し基調にあり、生産は持ち直している。
  • 個人消費は、おおむね横ばいで推移しているが、底固さがみられる。
  • 雇用情勢は、依然として厳しいものの、持ち直しの動きがみられる。
  • 先行きについては、アメリカ経済等が回復する中で、景気の上向きの動きが続くものと見込まる。一方、今後の株価・為替レートなどの動向には留意する必要がある。

月例労働経済報告 ―11月―

11月21日(金曜)厚生労働省発表新しいウィンドウ

雇用情勢は、完全失業率が高水準で推移するなど、依然として厳しいものの、持ち直しの動きがみられる。

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