新時代のキャリアコンサルティング[増補版]
―現在と未来、理論と実践をつなぐ新たな架け橋―

- 2025年3月21日刊行
- A5判
- 312頁
- ISBN978-4-538-41171-2
- 労働政策研究・研修機構[編]
定価: 2,200円(本体2,000円)
ご注文方法
新旧のキャリア理論、カウンセリング理論を網羅
実践との結びつきを意識して紹介
パーソンズなどの基礎的理論から90年代以降の新しい理論まで、数多くの理論をバランスよく紹介。キャリアカウンセラーや職業相談、学校でキャリア教育に携わる方など、どなたでも幅広く活用できる標準的な内容の1冊です。
9年ぶりに増補版を刊行 24項目追加、約1.5倍のページ数に
- キャリア理論ではレビンソンやエリクソンなどの伝統的・基礎的な理論を拡充しつつ、ジョブ・クラフティング、ナラティブ・アプローチ、ワーキング心理学など新たな内容を取り入れました。
- カウンセリング理論では近年発展がめざましい認知行動的アプローチと関連が深いマインドフルネス、セルフ・コンパッションなどのカウンセリング技法の他、マイクロカウンセリング技法などの基礎的な理論も拡充しました。
- キャリア理論とカウンセリング理論それぞれ12項目、あわせて24項目を追加し、ページ数は従来よりも約1.5倍に増えました。
特色
- 1つの理論を4ページでコンパクトに紹介・解説。どのページからでも体系的に読むことができます。(全て図表入)
- 実践場面との結びつきを特に意識し、「職業相談場面との関わり」という項目を設けて、全理論について実践にどう活かせるかを書き込みました。
- 更に深く学びたい方のため、各理論の参考文献を豊富に紹介。
目次 PDF(556KB)
紙面サンプル PDF(720KB)
新たに増えた項目
Ⅰ キャリア理論編
- システマティックアプローチ
- レビンソンの発達段階
- エリクソンの発達段階
- マーシャの同一性地位
- ハンセンの統合的ライフ・プランニング
- ホープ・アクション理論
- プロティアン・キャリア
- ジョブ・クラフティング
- コクランのナラティブ・アプローチ
- ストーリード・アプローチ
- ブルスティンのワーキング心理学
- 社会正義のキャリア支援
Ⅱ カウンセリング理論編
- マイクロカウンセリング技法
- 投映法・描画法
- ロゴセラピー
- 家族療法(システミック・アプローチ)
- ストレス・コーピング
- 行動活性化療法
- ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
- マインドフルネス
- 弁証法的行動療法
- セルフ・コンパッション
- オンラインカウンセリング
- 統合的心理療法
執筆者 ※所属・肩書きは執筆当時のもの
- 下村 英雄
- 労働政策研究・研修機構統括研究員(編者)
- 高橋 浩
- ユースキャリア研究所、法政大学講師、日本キャリア開発協会理事(編者)
- 永作 稔
- 十文字学園女子大学教育人文学部准教授(編者)
- 新目 真紀
- 職業能力開発総合大学校能力開発院教授
- 梅村 慶嗣
- 駿河台大学キャリアセンター教授
- 榧野 潤
- 労働政策研究・研修機構特任研究員
- 輕部 雄輝
- 帝京平成大学大学院臨床心理学研究科講師
- 黒沢 拓夢
- 東京大学大学院教育学研究科特任助教
- 松田 侑子
- 筑波大学人間系心理学域准教授
- 水野 雅之
- 筑波大学人間系心理学域准教授
- 渡部 昌平
- 秋田県立大学総合科学教育研究センター准教授
編集協力
- 奥 博史
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
お問合せ先
- 購入について
- 研究調整部 成果普及課 Tel: 03-5903-6263