目次 『子どもがニートになったなら』(256ページ)

2005年7月8日

はじめに
玄田有史
第1章 子どもがニートになったなら
玄田有史
第2章 だれがニートなのか
小杉礼子
第3章 対談「家族よ!社会よ!」

過干渉、過保護だけど、関係性は希薄

宮本みち子(社会学者) × 小杉礼子

日本の子どもたち、若者は、親の人生というものを認めていない。

ああいう人生を自分も送りたいと思っていないんですよ。

若者の「夢」と「やりたいこと」

江川紹子(ジャーナリスト) × 玄田有史

やりたいことや夢は、自然と沸いてくるもの。

50歳、60歳になって見つかるかもしれない。

感じさせ、考えさせて、行動させる

小島貴子(カリスマカウンセラー) × 小杉礼子

勝手に押しつけるのは貧者の選択

賢者の選択とは、状況に合わせて選ぶ力を持つことです。

風邪薬を飲めば治るみたいな解決策はない

長須正明(元高校教師) × 玄田有史

なぜ自分の子どもの教育に関してコスト意識がないのか。もうちょっと早く世の中に出す。出られないならどうするかを考えざるを得ない。

ニートキーワード化の功罪

斎藤 環(精神科医) × 小杉礼子

「ウチの子に限って」という親が減ってきて、「ウチの子もひょっとしたら」という親が増えてきたような気がします。

第4章 支援の現場から・インタビュー

若年者就労基礎訓練プログラム(ジョブトレ)などを通して、若者の自立を支援

工藤 哲 NPO法人「育て上げ」ネット新しいウィンドウ理事長

若年者就労基礎訓練14回のカリキュラムを通して社会に出る自信と確信を身につける

井村良英 A’ワーク創造館新しいウィンドウ 事業部「体験!これから学級」講師

富山県内の中学2年生が、1週間(5日間)学校を離れて地域社会に学ぶ

山本 晶 元富山県教育委員会 学校教育課児童・生徒育成係主幹

不登校・ひきこもりの子どもたちが社会で自立できる力を、共同生活と地域活動を通して獲得する

川又 直 共同生活寮「ピースフルハウス はぐれ雲」主宰

非行、犯罪、ひきこもりの他、心の傷に苦しむ子どもや親たちの駆け込み寺

廣中邦充 浄土宗菩提山西居院代表

第5章 対談「もっと大人の節介を」
玄田有史 × 小杉礼子
おわりに
小杉礼子