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(別添)

       短時間労働者の均衡処遇に関するガイドライン案



  

第1 このガイドラインの趣旨と使い方



(1)「多様な働き方」を活かせる組織運営が少子化に対応できる経営のカギ



(2)パート社員も企業の重要な一員。働きに応じた公正な処遇を



(3)常用フルタイム社員の働き方や処遇も含めて、総合的な雇用管理の見直しを



  

第2 パート社員を雇用する経営者の方々へ



確認1 あなたの会社ではパート社員をどう位置づけていますか?



  あなたの会社のパート社員はどんな仕事をしていますか。意外に会社にとって重

  要な仕事を任せていても「パートだから」と考え、その能力を十分に引き出すこ

  とを忘れていませんか。



確認2 パート社員の処遇についてどう考えていますか?



  ☆あなたの会社のパート社員の処遇についてあてはまるのはどれですか。



  ☆もう一つ。あなたがもしパート社員だったとして、会社のために尽くそうと思

   えるのは上のどの場合でしょうか。



  ☆ パート社員の処遇が問題化した例として、以下のような裁判例があります。



働きに応じた公正な処遇のための6つのルール



  [雇用管理における透明性・納得性の向上]

  ルール1 パート社員の処遇について常用フルタイム社員との違いや

      その理由について十分な説明を行うこと。



  ルール2 処遇の決定プロセスに、

      パート社員の意思が反映されるよう、工夫すること。



  ルール3 パート社員についても、仕事の内容・役割の変化や能力の向上に

      伴って、処遇を向上させる仕組みを作ること。



  [雇用管理区分間の行き来を可能にすること]

  ルール4 パート社員の意欲、能力、適性等に応じて、

      常用フルタイム社員(あるいは短時間正社員)への転換の道を開くこと。



  [雇用管理における公正なルールの確保]

  ルール5 フルかパートかの違いだけで、現在の仕事、責任が同じであり、また



  ルール6 ルール5に照らして、処遇決定方式を異にする合理性がある場合でも、

      現在の仕事、責任が同じであれば、処遇の水準の均衡に配慮すること。



常用フルタイム社員の働き方や処遇のあり方も含めた雇用管理の見直しを



  

第3 パート社員の方々へ



確認1 パート社員であっても、常用フルタイム社員と基本的に同じように

   労働基準法・最低賃金法等の労働関係法令が適用されます。



確認2 働くうえでの心構えを持つことが大切です。



  

第4 常用フルタイム社員及び労働組合の方々へ



確認1 常用フルタイム社員のあなたはパート社員の働き方をどう見ていますか?



確認2 パート社員の処遇についてどう考えていますか?



労働組合がパート問題を自らの問題として取り組む姿勢を

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