1 技能職種別賃金


  1人1日平均きまって支給する現金給与額(以下「賃金」という。)は、技能職

 種計(21職種の計、以下同様。)で14,550円(前年14,640円)とな

 った。対前年比は0.6%減(前年 2.8%減)となり、賃金は3年連続減少し

 たが、微減となっている。
  技能職種のうち、主要11職種の賃金についてみると、電気工(15,780円)

 が1万5千円台で最も高く、大工(14,790円)、機械運転工(14,530

 円)、溶接工(14,260円)、左官(14,220円)、配管工

 (14,100円)が1万4千円台、とび工(13,870円)、塗装工

 (13,410円)、型枠工(13,380円)、鉄筋工(13,120円)が

 1万3千円台、貨物自動車運転者(12,990円)が1万2千円台となっている。

 前年と比べると電気工では上回っているが、他の10職種ではすべて下回っている。
  賃金の最も高い電気工を100とした職種別の賃金格差をみると、全ての職種で

 格差は拡大している(第1図第1表)。




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