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参 考





平成10年3月新規学卒者(高校・中学)の職業紹介状況(要約)









 (1) 全国の状況



   @ 求職者は272.3千人で、前年(288.1千人)に比べ5.5%減と8年連続で減

    少した(第1図)。



   A 求人数は517.8千人で、前年(517.8千人)に比べ横ばいとなった(

    第1図)。



   B 求人倍率は1.90倍となり、前年(1.80倍)を0.1ポイント上回り、2年連続

    で上昇した(第2図)。



   C 就職率は98.2%で前年(98.5%)を0.3ポイント下回り、前年の上昇から

    低下となった。

     就職者数は8年連続で減少した。







 (2) 地域別の状況 



   @ 地域別の求人倍率は、15地域中9地域で前年を上回る。



   A 紹介対象求人倍率(注)は、京浜、北陸、甲信、東海、京阪神、山陽、四国

    が2倍を上回った。



  (注) 紹介対象求人倍率(紹介対象求人数/求職者数)とは、地域の需給関係

     が反映されるよう紹介対象求人(受理求人のうち「自都道府県内対象求

     人数」に「他県から連絡を受けた求人数」を加えたもの)を用いて試算し

     た求人倍率である。



   B 県外就職率は23.3%で前年(21.3%)を2.0ポイント上回り、2年連続の

    上昇となった。(第3図)。



   C 他地域へ就職した者は2年連続で増加した。全就職者数の18.0%で前年(

    16.3%)に比べ1.7ポイント上昇した。



   D 地域間の送出受入状況をみると、受入数の多い地域は京浜、京阪神の順と

    なっており、一方、送出数が多いのは、南九州・沖縄、東北、南関東となっ

    ている。

  









2 中学卒業者



  (1) 全国の状況 



   @ 求職者は9.0千人で、前年(9.5千人)に比べ4.4%減と15年連続で減少し

    た(第4図)。



   A 求人数は15.9千人で、前年(19.4千人)に比べ18.2%減と7年連続で減少

    した(第4図)。



   B 求人倍率は1.75倍で前年(2.05倍)を0.3ポイント下回り、6年連続で低

    下した(第5図)。



   C 就職率は95.5%で前年(96.7%)を1.2ポイント下回り、前年の上昇から

    低下となった。就職者数は15年連続で減少した。







 (2) 地域別の状況 





   @ 地域別の求人倍率は山陰を除く地域で前年を下回った。



   A 紹介対象求人倍率は、15地域すべてで前年を下回った。



   B 県外就職率は13.3%となり、前年(13.3%)と同水準となった。(第6図

    )。



   C 地域間の送出受入状況をみると、受入数は東海が最も多く、送出数は、南

    九州・沖縄が最も多い。



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