タイトル:建設業高齢者雇用改善研究会報告書について
発 表:平成10年6月11日(木)
担 当:労働省職業安定局建設・港湾対策室
電 話 03-3593-1211(内線5804)
03-3502-6777(夜間直通)
1 建設業においては、他産業以上に高齢化が進んでおり、今後、高齢労働者の
割合は一層増加していくと見込まれる。しかしながら、高齢労働者が建設業の
現場において就労する際には、体力・安全等の面において、事業主に何らかの
措置や配慮が必要な場合も多いと考えられる。
一方、今後、少子・高齢化の進展への対応や、建設業を担う高齢技能労働者
の優れた技能の活用と若年労働者への伝承、さらに高齢技能労働者の高い就業
意欲への対応の必要性といったことを考慮すると、建設業における高齢技能労
働者の活用は、中長期的には重要な課題であると考えられる。
2 労働省では、建設現場の特性も踏まえた、高齢技能労働者の活用を促進する
ための条件整備のあり方についての検討を行うため、昨年10月から5回にわた
り、「建設業高齢者雇用改善研究会」を開催してきたが、今般、その検討内容
についてまとめた。
3 労働省としては、今後の施策の検討に当たり、本報告書の内容を参考として
いくほか、建設業界、建設事業主等に対し、本報告書の内容の周知を行うこと
により、建設業における高齢技能労働者の活用の促進に向けての気運の醸成を
図っていくこととしている。
建設業高齢者雇用改善研究会報告書の骨子
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