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「'98しごとフェスティバル」ビデオ等作品コンテストにおける
労働大臣賞及び最優秀賞作品の概要



〇 労働大臣賞『交通整理のおじさん』(写真部門)

 造園の仕事をする撮影者が、小休止の時にお互いの苦労を慰めあって友達になった交通整理のおじさんの「働く姿」「食事のひととき」「おじさん自身」の3シーンをとらえた作品。応募のコメントによれば「世の中、色々な仕事があってはじめて成り立つんだ。だから皆大切な人ばかり」と言う交通整理のおじさんを、飾ることなく、素直に写し撮ったことで、仕事や社会を支える身近な人々の働きを自然と感じさせている作品。



〇 最優秀賞『いつまでも現役』 (ビデオ部門)

 高校生にとって、ずっと先のことのように思いつつ、いつかはやってくる定年退職後の人生計画をどう立てるか、という思いから、高校の放送部員が、現役を終えても生き甲斐や働きがいを求めて「ZIZI工房」というハムとパンを製造する会社で働く高齢者たちの働く喜び・やり甲斐をインタビュー取材した作品。



〇 最優秀賞『The Life―働き続けるということ―』 (写真部門)

 81歳の現役漁師のお祖父さんの仕事に対する衰えることのない情熱を、撮影者である孫が逞しい手腕を中心に写し撮ったもので、働く海の男の力強さと人生の重みのある年輪を感じさせる技術的にもしっかりした作品。



〇 最優秀賞『おじいちゃんの手』 (エッセイ部門 小・中学生の部)

 田植え仕事に携わり、ごつごつした手のおじいちゃんから「米という字は八十八と書く。だから植えてからその位沢山の仕事をして育てなければいけないよ」ということを教わり、おじいちゃんのような手をした働き者へのあこがれをポツリと述べる孫の気持ちを綴った作品。



〇 最優秀賞『給食室日記』(エッセイ部門 高校・大学・一般の部)


 気楽な仕事と思って就いた給食作りの仕事が、意外と重労働で辞めたくなりつつも、「一日の仕事を終えたときの達成感・充実感こそが、明日もあさっても給食作りの仕事に自分を向かわせる」ことを述べた作品。

 



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