タイトル:「介護福祉士試験の実施方法に関する検討会報告書」について



発  表:平成13年3月30日(金)

担  当:厚生労働省社会・援護局福祉基盤課

                  電 話 03-5253-1111(内線2847、2848)

                      03-3595-2617(夜間直通)

 厚生労働省においては、社会福祉基礎構造改革が進められている中で、介護サービ

スの質を向上させる施策の一環として、介護福祉士養成施設の教育課程の改正を平成

12年4月に実施するとともに、同年11月には、介護福祉士試験の筆記試験につい

て教育課程の改正に対応した改善を行うことを内容とする「介護福祉士試験改善検討

会報告書」を公表したところです。
 さらに、実技試験についても、介護サービスの質の向上や近年の受験者数の急増に

対応するため、平成12年8月「介護福祉士試験の実施方法に関する検討会」を開催

し、実技試験の実施方法や内容改善について検討を行ってきたところですが、今般、

その検討結果がとりまとめられ、報告がなされましたので、情報提供いたします。




(報告書の概要)

1 趣旨


  ○ 近年の受験者数の急増に対応するとともに、介護サービスの質の向上を図る

  観点から、介護福祉士試験の実技試験について必要な見直しを行うもの。



2 改善内容

(1)採点基準の見直し


  ○ (1)介護技術の提供過程の的確な評価、(2)利用者の安全・安楽、(3)利用者

   の自立支援・人権尊重等を重視した採点基準への見直し

(2)合否基準の見直し


  ○ 合否判定水準の設定方法の見直し


  ○ 利用者の安全・安楽を脅かすような行動をとった場合における「試験中止」

   の導入


  ○ 「時間切れ」の場合は、原則として不合格とする。

(3)実技試験の改善に伴う筆記試験の見直し


  ○ イラスト問題の導入等

(4)筆記試験免除の見直し



3 実施時期


  ○ 平成14年3月の第14回試験から実施


 

 介護福祉士試験の実施方法に関する検討会報告書

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