タイトル:平成10年度「働く若者のための福祉シンポジウム」の開催について 〜働く若者と勤労青少年指導者による相談援助〜 発 表:平成10年11月10日 担 当:労政局勤労者福祉部勤労青少年室 電 話 03-3593-1211(内線5381) 03-3502-1779(夜間直通)
11月20日(金)東京内幸町のイイノホールにおいて、「働く若者と勤労青少 年指導者による相談援助」をテーマに「働く若者のための福祉シンポジウム」を開 催します。 社会環境の変化の中で、職場における人間関係、仕事の進め方等に関し、ストレ スを受ける若者が増加しています。また、職場環境の厳しさが増し、先行き不透明 感が高まる中で、生涯設計に伴う問題で悩みを持ち、不安を持つ若者も増加してい ます。 本シンポジウムでは、このような若者が自らの能力を十分に発揮し、充実した職 業生活を送ることができるようにするために、職場の内外においてどのような支援 を行うのがよいか等について、講演及びパネルディスカッションによる研究討議に より総合的に考えます。 参加対象者は企業、団体、勤労青少年福祉施設等において働く若者の指導に当た っている方々ですが、テーマに関心のある一般の方の参加も可能です。 併せて、本シンポジウムの席上、勤労青少年の福祉の向上のため特に功績が顕著 である者37名に対し、「勤労青少年福祉功労者労働大臣表彰」を行います。
1 平成10年度「働く若者のための福祉シンポジウム」プログラム 第1部 10:00〜12:00 ・労働大臣挨拶 ・「平成10年度勤労青少年福祉功労者表彰」表彰式 ・講演 「現代の若者の職場におけるメンタルヘルスについて」 竹内 登規夫氏(愛知教育大学教授) 第2部 13:30〜16:00 研究討議 テーマ「働く若者と勤労青少年指導者による相談援助」
司会兼パネリスト | 坂口 順治氏 | (平安女学院教授) | |
パネリスト |
下地 恵昇氏 | (大同火災海上保険株式会社公務・企業担当課長) | |
〃 | 北浦 正行氏 | (財団法人社会経済生産性本部研究主幹) | |
〃 | 渋谷 武子氏 | (産業カウンセラー) | |
〃 | 辰巳 朋子氏 | (京都市南勤労青少年ホーム指導員) |
2 平成10年度勤労青少年福祉功労者表彰 被表彰者内訳
勤労青少年福祉員 | 25名 | |
勤労青少年福祉推進者 | 5名 | |
勤労青少年ホーム関係者 | 6名 | |
勤労青少年団体関係者 | 1名 | |
計 37名 |
(参 考) ・勤労青少年福祉員 中小企業団体において選任され、労働大臣奨励状を交付された者であり、その 団体傘下の中小企業に雇用されている勤労青少年のために、自由時間の有効活用 、職場適応の促進、労働条件の改善、その他勤労青少年の福祉の増進に関する業 務を行う者である。 ・勤労青少年福祉推進者 勤労青少年福祉法に基づき、企業内における勤労青少年の職場適応を容易にす るために、必要な指導、相談、レクリエーション等を担当する者である。 ・勤労青少年ホーム 勤労青少年福祉法に基づき、勤労青少年に対して、各種の相談に応じ、必要な 指導を行い、レクリエーション等自由時間活動のための便宜を供与する等、勤労 青少年の福祉に関する事業を総合的に行うことを目的として設置される労働福祉 施設であり、労働省が施設設置に係る補助金を交付し、地方公共団体がその設置 ・運営に当たっている。 (平成10年3月末現在 全国531ヶ所)
添付資料
1 平成10年度「働く若者のための福祉シンポジウム」開催要領