トップページ
3.試算の結果及び留意点
(2)留意点
(1) 今回の新人口推計における少子高齢化は、欧米主要国と比較しても著しい
程度で一層進行するものであり、将来の日本の社会経済全体に大きな影響を
及ぼすので、従来にも増した本格的な少子化対策を推進することが求められ
ており、厚生労働大臣の下で「少子化社会を考える懇談会」を発足させている。
(2) 今回の年金制度の改革において、新人口推計をどう受けとめるかについて
は、今後の少子化対策の検討を見つつ、国民に開かれた形で幅広い観点に立
った十分な検討が必要である。
(3) その際、雇用政策と相まって高齢者や女性など支え手を増やす方策を検討
することが重要である。
主要先進国の65歳以上人口割合:1950〜2050年
出典:諸外国 UN,World Population Prospects 2000
日本 総務省統計局「国勢調査」及び国立社会保障・人口問題研究所
「日本の将来推計人口」
主要先進国の合計特殊出生率:1950〜2000年
出典:諸外国 UN,Demographic yearbook及びCouncil of Europe,Recent demographic
developments in Europe and North America
日本 厚生労働省大臣官房統計情報部「人口動態統計」
TOP
トップページ