少子化への対応を推進する国民会議参加団体の取組み状況 4 子育て支援サービスの拡充 子育て家庭の多様な二一ズに対応した保育サービスについて、量・質ともに確保す るための取組みを進める。
「国民的な広がり のある取組みの 推進について」事項 |
平成13年度の 取組み状況 |
平成14年度の 取組み予定 |
○新エンゼルプラン における保育サー ビスの数値目標の 着実な達成を図る ため、低年齢児の 受入れの拡大、延 長保育や休日保 育、乳幼児健康支 援一時預かり事業 の推進、多機能保 育所等の整備を進 める。 また、低年齢児 の受入れの拡大と 併せて、少子化対 策臨時特例交付金 や、施設の自己所 有規制の見直し等 の規制緩和を活用 し、保育所待機児 童の解消に向けた 取組みを積極的に 進める。 (全国社会福祉協議 会、日本保育協会) |
【全国社会福祉協議会】 ○政府を挙げて「待機児童ゼロ 作戦」が推進される中、認可 保育所の自主努力(定員の弾 力的な運用、定員増の促進な ど)による一人でも多くの待 機児童の受入れについて、会 報や全国会議の機会に組織を 挙げて全国2万か所以上の保 育所に呼びかけた。 |
【全国社会福祉協議会】 ○引き続き、一人でも多くの 待機児童が保育所に入所で きるよう、認可保育所の自 主努力による待機児童解消 の取組みを促進し、啓発の ための活動を進める。 |
【日本保育協会】 ○機関誌「保育界」やファクシ ミリネットワークを活用し、 事業内容等の周知を図り、新 エンゼルプラン事業の推進に 資した。 ○当協会の会員保育所において 、定員の25%増の乳幼児を 入所させ、待機児の解消に努 めた。 |
【日本保育協会】 ○平成13年度の取組みを継 続して実施予定。 ○平成13年度の取組みを継 続して実施予定。 |
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○幼稚園においても 、保護者の要請に 応じて通常の教育 時間終了後の預か り保育を拡大する 。 (全日本私立幼稚園 連合会) |
【全日本私立幼稚園連合会】 ○各幼稚園における子育て支 援事業や預かり保育につい て実態調査を行い、事例を 収集し、広報誌「私幼時報 」で紹介する。 〔地方組織等の取組み〕 ○保護者の要請に応じて通常 の保育終了後の預かり保育 の拡大を図ると共に、必要 に応じて早朝の預かり保育 についても対応する。同時 に、日々の実践をとおして 、子どもの豊かな育ちのた めの預かり保育の在り方を 研究する。 |
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○保育サービスの質 の確保を図るため 、職員に対する研 修や調査・研究を 実施する。 保育所と幼稚園 の効果的な連携な ど先進的な取組み について、その普 及を図るため、事 例集の作成・配布 などにより地方組 織・会員に紹介す る。 (全国社会福祉協議 会、日本保育協会、 全日本私立幼稚園連 合会、全国国公立幼 稚園長会) |
【全国社会福祉協議会】 ○保護者からの苦情に適切に対 応するとともに、苦情から得 られたものを保育サービスの 質の向上に活かしていくため 「保育サービスの苦情解決に 向けてのマニュアル」を作成 し、全国2万か所以上の保育 所に配布。 |
【全国社会福祉協議会】 ○平成14年度中の実施が予 定されている保育所の第三 者評価の仕組みの導入に際 し、保育所側が自己評価に よって必要な準備を行い、 適切な評価が受けられるよ う「第三者評価基準に基づ く自己評価マニュアル」を 作成・配布して普及啓発を 図る。 |
【日本保育協会】 ○第18回保育を高める研究集 会(主催:日本保育協会、平 成13年6月13日〜15日 ・広島市) ○平成13年度乳児保育担当者 研修会(主催:厚生労働省・ 日本保育協会、平成13年6 月26日〜29日・千葉県浦 安市) ○平成13年度主任保育士(初 任者指導保育士)研修会(主 催:厚生労働省・日本保育協 会) ◇北海道東北地区 (平成13年9月18日〜 21日・秋田県田沢湖町) ◇関東地区(平成13年7月 31日〜8月3日・東京都 千代田区) ◇北信越東海地区 (平成13年11月13日 〜16日・長野市) ◇近畿中国四国地区 (平成13年9月4日〜 7日・大阪市) ◇九州地区 (平成14年1月22日〜 25日・鹿児島市) ○平成13年度初任保育所長研 修会(主催:厚生労働省・日 本保育協会、平成13年10 月2日〜5日・東京都港区) ○平成13年度全国保育所理事 長・所長研修会(主催:日本 保育協会、平成13年10月 24日〜26日・福島県いわ き市) ○第22回全国青年保育者会議 (主催:日本保育協会、平成 13年11月20日〜22日 ・東京都内) ○平成13年度地域子育て支援 センター担当者研修会(主催 :厚生労働省・日本保育協会 、東京都豊島区) ◇1回目 平成13年11月 27日〜30日 ◇2回目 平成13年12月 4日〜7日 ◇3回目 平成13年12月 11日〜14日 ○平成13年度保育所長ゼミナ ール(主催:厚生労働省・日 本保育協会、平成14年2月 6日〜8日・千葉県浦安市) ○平成13年度障害児保育担当 者研修会(主催:厚生労働省 ・日本保育協会、平成14年 2月26日〜3月1日・千葉 県浦安市) ○平成13年度保育所保育・保 健研修セミナー(主催:日本 保育協会、協賛:日本財団) ◇東日本(平成13年9月 29日〜30日・東京都内) ◇西日本(平成14年3月9 日〜10日・大阪市内) ○平成13年度保育所子育て相 談推進セミナー(主催:日本 保育協会、協賛:日本財団) ◇東日本(平成13年11月 1日〜2日・東京都内) ◇西日本(平成14年1月 12日〜13日・大阪市内) 〔地方組織等の取組み〕 ○平成13年度障害児保育担当 保育士研修会(主催:厚生労 働省・日本保育協会・実施都 道府県、各都道府県単位で実 施・兵庫県、大分県の2県で 実施) ○平成13年度乳児保育研修会 (主催:厚生労働省・日本保 育協会・実施都道府県、各都 道府県単位で実施・福井県、 滋賀県、大阪府、岡山県、長 崎県、宮崎県、鹿児島県の7 県で実施) ○平成13年度保育所健康・安 全保育研修会(主催:厚生労 働省・日本保育協会・実施都 道府県、各都道府県単位で実 施・群馬県、新潟県、奈良県 、大分県の4県で実施) ○子どもの感性を育てる表現研 修会(主催:日本保育協会、 協賛:日本財団、各県支部単 位で実施・青森県、香川県、 佐賀県、鹿児島県の4支部で 実施) |
【日本保育協会】 ○第19回保育を高める研究 集会(主催:日本保育協会 、平成14年6月5日〜7 日・大阪市) ○平成14年度乳児保育担当 者研修会(主催:厚生労働 省・日本保育協会、平成 14年6月25日〜28日 ・千葉県浦安市) ○平成14年度初任保育所長 研修会(主催:厚生労働省 ・日本保育協会、平成14 年7月9日〜12日・東京 都豊島区) ○平成14年度地域子育て支 援センター担当者研修会A 型(主催:厚生労働省、日 本保育協会、平成14年7 月30日〜8月2日・東京 都豊島区) ○平成14年度主任保育士( 初任者指導保育士)研修会 (主催:厚生労働省、日本 保育協会) ◇北海道東北地区 (平成14年8月27日〜 30日・岩手県花巻市) ◇関東地区 (平成14年9月10日〜 13日・さいたま市) ◇北信越東海地区 (平成14年11月19日 〜22日・新潟市) ◇近畿中国四国地区(平成 14年10月15日〜18 日・山口市) ◇九州地区(平成15年1月 21日〜24日・大分県) ○平成14年度全国保育所理 事長・所長研修会(主催: 日本保育協会、平成14年 10月30日〜11月1日 ・長野市) ○第23回全国青年保育者会 議(主催:日本保育協会、 平成14年11月19日〜 21日・京都市内) ○平成14年度地域子育て支 援センター担当者研修会B 型(主催:厚生労働省、日 本保育協会、平成14年 12月3日〜6日・東京都 千代田区) ○平成14年度保育所長ゼミ ナール(主催:厚生労働省 ・日本保育協会、平成15 年2月5日〜7日・千葉県 浦安市) ○平成14年度障害児保育担 当者研修会(主催:厚生労 働省・日本保育協会、平成 15年2月25日〜28日 ・千葉県浦安市) ○平成14年度保育所保育・ 保健研修セミナー(主催: 日本保育協会、協賛:日本 財団、東日本・西日本の2 地区で開催) ○平成14年度保育所子育て 相談推進セミナー(主催: 日本保育協会、協賛:日本 財団、東日本・西日本の2 地区で開催) 〔地方組織等の取組み〕 ○平成14年度障害児保育担 当保育士研修会(主催:厚 生労働省・日本保育協会・ 実施都道府県、各都道府県 単位で実施・実施都道府県 が指定する日・2県で実施 ) ○平成14年度乳児保育研修 会(主催:厚生労働省・日 本保育協会・実施都道府県 、各都道府県単位で実施・ 実施都道府県が指定する日 ・5県で実施) ○平成14年度保育所健康・ 安全保育研修会(主催:厚 生労働省・日本保育協会・ 実施都道府県、各都道府県 単位で実施・実施都道府県 が指定する日・5県で実施 ) ○子どもの感性を育てる表現 研修会(主催:日本保育協 会、協賛:日本財団、各県 支部単位で実施・実施都道 府県が指定する日・4支部 で実施) |
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【全日本私立幼稚園連合会】 ○全国設置者・園長研修会の実 施。(幼稚園設置者等、平成 13年11月13日〜15日 ・高知) (研究講座) ◇テーマ:「子育て支援、 幼稚園教育及び教員の資質向 上を考える」 ◇講師:田中雅道(全日私幼 連副会長) ◇他1テーマ (パネルディスカッション) ◇テーマ:「私立幼稚園の未 来を見据えて」 ○教育研修協議会の実施。(幼 稚園教諭等、平成11年11 月28日〜29日・東京) ◇テーマ:「思春期の問題と 幼児期の育ち」 ◇講師:福島 章(上智大学 名誉教授) ○PTAしんぶんの発行。(幼 稚園児保護者、幼稚園関係者 ) |
【全日本私立幼稚園連合会】 ○全国設置者・園長研修会の 実施。(幼稚園設置者等、 平成14年11月18日〜 20日・東京) ○教育研修協議会の実施。 (幼稚園教諭等、日時未定 ・東京) ○毎月PTAしんぶんを発行 。(幼稚園児保護者、幼稚 園関係者) |
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○過疎地域の保育所 問題への取組みの 促進や多様な保育 二ーズヘのきめ細 かな対応のために 、情報交換などに より保育所経営基 盤の強化を図る方 策について検討す る。 (全国社会福祉協議 会) |
【全国社会福祉協議会】 ○現状における国の過疎地保育 所対策について整理するとと もに、実際に過疎地の保育所 経営者を招き、経営状況のヒ アリングを実施。これらのデ ータを基に過疎地保育所の経 営シュミレーションを実施。 |
【全国社会福祉協議会】 ○引き続き、過疎地保育所対 策についての検討を進める 。 |
○延長保育など利用 者の視点に立った 多様な保育サービ スの提供の拡充に 向けて、規制緩和 などへの取組みを 進める。 (日本経営者団体連 盟) |
【日本経営者団体連盟】 ○内閣府総合規制改革会議のヒ アリング(平成13年9月 18日)において、福岡専務 理事が、保育所の公設民営の 推進、認可保育所基準の見直 し、情報公開の推進などにつ いて意見陳述を行った。 |
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○地域における保育 サービスの拡充の ため、二ーズ調査 などを実施する。 (日本労働組合総連 合会) |
【日本労働組合総連合会】 ○「保育ニーズ調査」結果をも とに、保育サービスの拡充、 とりわけ保育所待機児童解消 に向けた取組みを展開。また 、学童保育(放課後児童クラ ブ)の拡充に取り組んだ。 |
【日本労働組合総連合会】 ○「保育ニーズ調査」結果を もとに、保育サービスの拡 充、とりわけ保育所待機児 童解消に向け、関係各機関 、団体などに働きかけを行 う。また、地方連合会を通 じて、無認可保育施設の実 情を把握するとともに、学 童保育(放課後児童クラブ )の拡充に取り組む。 |
《今後、検討する取組み》
「国民的な広がり のある取組みの 推進について」事項 |
平成13年度の 取組み状況 |
平成14年度の 取組み予定 |
○各種規制の要否や 緩和についての検 討とあわせ、先駆 的・試行的事業に ついての取組みを 進めることにより 、柔軟な事業展開 を図ることについ て検討する。 (全国社会福祉協議 会、日本保育協会) |
【全国社会福祉協議会】 ○福祉サービスの第三者評価の 実施に向けて具体的な検討を 図った。 |
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【日本保育協会】 ○先駆的に延長保育・一時保育 を実施している保育所の実践 事例を作成。 ○「13年度保育所保育・保健 研修セミナー」の開催。 |
【日本保育協会】 ○先駆的に事故防止・安全保 育を実施している保育所の 実践事例を作成予定。 ○平成13年度の取組みを継 続して実施予定。 |
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○預かり保育の拡大 に向けて、保育内 容・方法、人的・ 物的配置の在り方 等について検討す る。 (全国国公立幼稚園 長会、全日本私立幼 稚園連合会) |
【全国国公立幼稚園長会】 ○全国の国公立幼稚園の園長・ 副園長・教頭・主任を対象に 、これからの幼稚園運営につ いて解説した「幼稚園運営の ポイントQ&A」を刊行 (平成13年5月)。 ◇預かり保育を実施する上で の留意点や具体的な実施事例 について解説し、拡大につい ての理解を図った。 |
【全国国公立幼稚園長会】 ○全国の国公立幼稚園の園長 ・副園長・教頭・主任を対 象に、これからの幼稚園運 営について解説した「幼稚 園運営のポイントQ&A 」により啓発活動を進める 。 ◇子育て支援のモデルプラ ンの実施により、幼稚園に おける預かり保育拡大に向 けて検討。 |
○複数社の共同によ る従業員のための 保育施設の普及方 策について検討す る。 (日本経営者団体連 盟) |
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○これまで診療所等 で行われていた乳 幼児健康支援一時 預かり事業が保育 所でも実施できる ようになったこと を受け、その普及 方策について、医 療関係者と連携し ながら検討する。 (全国社会福祉協議 会、日本保育協会、 日本医師会、日本看 護協会) |
【日本医師会】 ○平成12年7月28日付の乳 幼児健康支援一時預かり事業 実施要綱改正の通知を各都道 府県医師会宛に周知を図り、 本事業の推進に努めた。 ◇乳幼児健康支援一時預かり 事業実施状況 ・平成11年度 108か所(病院43、 診療所45、乳児院20) ・平成12年度 169か所(病院56、 診療所67、乳児院21、 児童養護施設3、 保育所(園)15、その他7) |
【日本医師会】 ○乳幼児健康支援一時預かり 事業実施状況 ◇平成12年度 169か所(病院56、 診療所67、乳児院21、 児童養護施設3、 保育所(園)15、その他7) ◇平成13年度 258か所(病院69、 診療所104、乳児院21、 児童養護施設3、 保育所(園)50、その他11) |