少子化への対応を推進する国民会議参加団体の取組み状況 2 子どもを産み育てやすい地域の環境整備 (2) 地域における交流や地域の特性に応じた取組み
「国民的な広がりの ある取組みの推進に ついて」事項 |
平成13年度の 取組み状況 |
平成14年度の 取組み予定 |
○子育て中の親同士が 出会える場や、悩み を相談できる場、学 び合う場を作り、専 業主婦と職業を持つ 母親達との連携など 、それぞれの二一ズ に応じた取組みを進 める。 愛の一声運動、家 庭の日、三世代交流 など、世代を超えた 連帯を深めるための 活動を推進する。 子どもを取り巻く 家庭や地域の教育力 の回復を図る観点か ら、家庭教育の見直 し、テレビや出版物 の点検など環境の浄 化を推進する。 (全国地域婦人団体 連絡協議会) |
【全国地域婦人団体連絡協議会】 ○各地における子育て支援活動、地域の特 色を生かした様々な取組み状況を実態調 査し、そこから各地の実践活動を学び、 地元で広がりのある活動としていくため の全地婦連リーダー研修会を開催。あわ せて地域婦人会の果たす役割を考えた。 ◇テーマ:次代を担う子どもたちを健や かに育むために〜考えなおそう、見なお そう、家庭・地域・社会で〜」 ◇会場:ヌエック国立女性教育会館」 ◇実施時期:11月14日〜16日 (2泊3日)」 ◇参加者:89人(各都道府県又は郡市 婦連のリーダーとして活動し、研修成果 を今後の地域活動に生かせる人) |
【全国地域婦人団体 連絡協議会】 ○各地における子育 て支援活動、地域 の特色を生かした 様々な活動を学び 、地元で広がりの ある活動としてい くための全地婦連 リーダー研修会を 開催する。 (継続) |
○都市部に比べ高い水 準の平均出生児数を 維持している農村地 域を女性にとって魅 力あるものとし、女 性の定住が進むよう 、次の環境整備を行 う。 ・女性にとって快適 な農業生産の環境づ くり」 ・農業経営における 女性の参画の促進と 自立支援」 ・安定した農業経営 と所得の確保」 ・地域資源を活かし た女性起業の支援」 ・安心して安全に暮 らせる生活環境の整 備と地域づくり (全国農業協同組合 中央会) |
【全国農業協同組合中央会】 ○地産地消によるファーマーズマーケット などの推進による女性の起業支援。 ○女性農業者子育て支援に関する調査の実 施。 |
【全国農業協同組合 中央会】 ○地産地消を通した 女性の起業支援。 」 ○女性農業者子育て 支援に関するモデ ル事業の実施。」 ○農山漁村の少子化 の現状、影響等の 調査。 |
○新エンゼルプランの 推進などについて、 国の施策の活用を図 りつつ、さらに地域 の特性に応じた施策 の推進を図るため、 地方公共団体相互の 情報交換拠点として 、都道府県、市、町 村の施策に関する情 報を蓄積するととも に、会報、ホームペ ージ等により提供す る。 (全国知事会、 全国市長会、 全国町村会) |
【全国知事会】 ○機関誌「都道府県展望」の特集として、 平成14年1月号において、少子高齢化 の進展に対応していくうえで緊要な課題 である男女共同参画社会問題を取り上げ た。 【全国市長会】 ○会報(4月15日)及びホームページに 「少子化への取組みについての全国キャ ンペーン」入選作品を掲載。 ○会報(10月15日)及びホームページ に「第1回少子化対応推進全国フォーラ ム」開催についての広報を掲載。 ○各支部・都道府県市長会における少子化 対策に関係する取組み及び他団体との連 携事業についての調査を実施。 (平成14年2月) 〔地方組織等の取組み〕 ○青森県市長会 ◇青森県児童環境づくり推進協議会に構 成団体として参画。 ○岩手県市長会 ◇岩手県子育てにやさしい環境づくり推 進協議会に委員として参画。 ○福島県市長会 ◇福島県子育ち・子育て環境づくり推進 会議に構成団体として参画、官民一体と なって検討・協議。 ○石川県市長会 ◇(財)石川県子育て支援財団に理事と して参画。 ○埼玉県市長会 ◇平成13年度彩の国少年の主張大会を 後援。 ◇彩の国“夢”子どもフォーラム大会を 後援。 ○山梨県市長会 ◇山梨県「少子化問題を考える懇話会」 に委員として参画。 ◇山梨県保育大会、山梨県社会福祉大会 、山梨県クラブ親睦球技大会、手足の不 自由な子どもをはげます運動を後援。 ○滋賀県市長会 ◇滋賀県少子化対策推進県民会議に構成 団体として参画。 ○奈良県市長会 ◇夢ある家庭、夢ある子育てを推進する 県民会議に構成団体として参画。 ○岡山県市長会 ◇岡山県子どもを健やかに生み育てるた めの環境づくり推進協議会に構成員とし て参画し、県が行う啓発事業を後援。 ◇主催講演:総会及び記念講演「子育て の目的は何ですか」(10月2日) ◇「みんなで考えよう児童虐待防止、お かやま子育て応援シンポジウム」(11 月19日)、「子育て交流フォーラム」 (11月24日)を後援。 ○島根県市長会 ◇島根県総合社会福祉大会、島根県里親 大会、青少年を非行から守り健やかに育 む島根大会、全国保育研究大会を後援。 ○香川県市長会 ◇「子育てメッセージの募集」及び「少 子化を考えるフォーラム」を後援。 ○宮崎県市長会 ◇宮崎県児童環境づくり推進協議会に構 成団体として参画。 ○沖縄県市長会 ◇沖縄県児童環境づくり推進協議会に委 員として参画。 |
【全国知事会】 ○少子化対策、男女 共同参画社会の実 現に関し、機関誌 「都道府県展望」 平成14年8月号 の特集として、ド メスティック・バ イオレンス問題を 取り上げる予定で ある。 【全国市長会】 ○国民会議の動向や 取組みなどを会報 及びホームページ 等に掲載し、周知 を図る。 ○機関誌「市政」6 月号に、「特集地 域で支える子育て 環境の創造」を掲 載。 ○長崎県佐世保市に おいて「子どもの 健やかな成長と都 市」をテーマに「 全国都市問題会議 」を開催。(平成 14年10月31 日〜11月1日) ○各支部・都道府県 市長会における少 子化対策に関係す る取組み及び他団 体との連携事業に ついての調査を実 施。(継続) 〔地方組織等の |
【全国町村会】 ○広報誌(町村週報)により全町村及び全 国会議員、関係省庁等に少子化対策の内 容を周知。 ○少子化対策の推進については、社会福祉 施策の重点項目の一つに位置づけ、臨時 全国町村長大会(平成13年7月5日) 、全国町村長大会(平成13年11月 28日)で、「少子化対策の推進」を決 議した。 |
【全国町村会】 ○広報誌(町村週報 )により全町村及 び全国会議員、関 係省庁等に少子化 対策の内容を周知 。 |
《今後、検討する取組み》
国民的な広がりの ある取組みの推進に ついて」事項 |
平成13年度の 取組み状況 |
平成14年度の 取組み予定 |
○中・高校生が乳幼児 とふれあいながら子 育ての意義や家庭を 持つことの重要性を 学ぶ機会を充実させ るため、幼稚園・保 育所体験学習の受入 れを進めることにつ いて検討する。 (全日本私立幼稚園連 合会、全国国公立幼稚 園長会、 全国社会福祉協議会、 日本保育協会) |
【全国国公立幼稚園長会】 ○全国の国公立幼稚園の園長・ 副園長・教頭・主任を対象に 、これからの幼稚園運営につ いて解説した「幼稚園運営の ポイントQ&A」を刊行 (平成13年5月)。 ◇中・高校生の幼稚園体験学 習の必要性や実践例などにつ いて解説し、受入れについて の理解を図った。 |
【全国国公立幼稚園長会】 ○全国の国公立幼稚園の園長・ 副園長・教頭・主任を対象に 、これからの幼稚園運営につ いて解説した「幼稚園運営の ポイントQ&A」により啓発 活動を進める。 ◇中・高校生の幼稚園体験学 習の必要性と受入についての 理解を図る。 |
【全国社会福祉協議会】 ○文部科学省による「ボランテ ィア活動など社会奉仕体験活 動等の推進」を受け、保育所 ・児童養護施設・母子生活支 援施設・乳児院などの社会福 祉施設における受入れを推進 するとともに、受入れの際の 留意点をまとめるなど、その 効果的な実施を進める。 |
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【日本保育協会】 ○各支部の会員保育園において 実施か所数は把握していない が、中高校の職場体験学習の 一環として保育体験学習の受 け入れを実施。 ○各支部の会員保育園において 実施か所数は把握していない が、中高校生ボランティアの 受け入れを実施。 |
【日本保育協会】 ○平成13年度の取組みを継続 して実施予定。 ○平成13年度の取組みを継続 して実施予定。 |
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○地方公共団体におけ る少子化対策に関す る調査を実施するこ とについて検討する 。 (全国知事会、 全国市長会、 全国町村会) |
【全国知事会】 ○少子化対策の充実に資するた め、都道府県における施策の 実施状況、今後の課題等、 専門的、実務的な面にわたり 必要な調査を実施する。 |
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【全国市長会】 ○各支部・都道府県市長会にお ける少子化対策に関する取組 み及び他団体との連携事業に ついての調査を実施。 |
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【全国町村会】 ○平成12年度の地方公共団体 (町・村)における少子化へ の取組み状況調査を実施し、 平成13年7月に調査結果を 報告した。 |