(別添) 不法就労外国人対策等関係局長連絡会議の開催について 平成11年3月 9日 警察庁 法務省 労働省
警察・法務・労働の三省庁は,これら三省庁の局部長で構成する「不法就労外国人対策等関係局長連絡会議」を開催し,我が国に不法滞在・不法就労する外国人問題への対策について協議した。同会議では,不法就労等外国人の滞在期間が長期化する傾向にある上,これら外国人が労働市場,治安面等において種々の社会問題を惹起しており,さらには,低迷が続くアジア経済の不安定な状況により,今後一層我が国への就労圧力が高まるおそれがあることから,不法就労等外国人の積極的な摘発等を盛り込んだ「不法就労等外国人対策」を策定するとともに,関係省庁とも連携しつつ,三省庁が一層協力して不法就労等外国人問題に取り組んで行くことを確認した。 |
1 開催日時・場所 日時 平成11年3月9日(火)午後3時から 場所 法曹会館2階「寿の間」 2 会議構成員 〇 警察庁 警察庁長官官房国際部長,生活安全局長,警備局長 〇 法務省 刑事局長,入国管理局長 〇 労働省 労働基準局長,職業安定局長 3 不法就労外国人対策等関係局長連絡会議等について 不法滞在・不法就労外国人問題については,関係省庁が協力し多方面から幅広 い対策を執っていく必要があるところ,警察庁,法務省及び労働省の三省庁が連 携を強化し,入国管理,治安,労働など幅広い分野で相互に協力し合いながら実 効性のある施策を実施していく必要があるとの観点から,平成4年2月に,三省 庁の局部長を構成員とする「不法就労外国人対策等関係局長連絡会議」及びこれ ら三省庁の課長レベルを構成員とする「不法就労外国人対策等協議会」を設置し ,各種の施策を実施している。 4 不法就労外国人問題の現状と対策 別添のとおり,「不法就労等外国人対策について」を策定し,現状に対する共 通の認識の下,今後も一層協力して不法就労対策に取り組んでいくことに合意し た。